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安倍総裁、約束の日ってどういうこと?

 安倍さんの本の宣伝を新聞で見つけました。

 「約束の日 安倍晋三試論」とあります。

 どんな内容の本なのでしょう?

 私、想像もつかないのですが、吉田松陰と三島由紀夫の辞世の句が載っています。

 吉田松陰は分かります。安倍氏と同じ山口県の出身で、幕末時代において、日本の行く末を見据えていた日本の思想的リーダーであった人だからです。

 では、何故三島由紀夫は?

 覚えているのは中年以上の世代だと思うのですが、市ヶ谷の自衛隊の駐屯地に突入して割腹自殺をしましたよね。

 私には、どうしても分かりません。

 いずれにしても、この本が大変売れているというので、アマゾンでチェックをしてみたのです。

 そしたら、何とこの本、安倍さんが書いた本ではないのです。私の知らない人が書いた本なのだとか。

 しかし、ブックレビューの数の多さに驚きました。

 なんと、既に119件も。では、評価の高低はどうかとみると‥

・約束の日 安倍晋三試論 小川榮太郎

119件のカスタマーレビュー

星5つ 98
星4つ 10
星3つ  3
星2つ  1
星1つ  7

 星5つが多い割には、星1つという辛口の批評もあるのです。政治家だから当然でしょう。安倍氏を支持しない人もいる訳ですから。

 いずれにしてもこれは本人が書いた本ではないので、本人が書いた本をチェックしてみました。

・美しい国へ 安倍晋三

204件のカスタマーレビュー

星5つ 70
星4つ 38
星3つ 30
星2つ 21
星1つ 45

 「美しい国」という台詞を久しぶりに聞いた思いです。そういえば何年か前に、安倍さんはよくそのフレーズを口にしていました。でも、今回は全然言わない。言うことは、デフレ脱却、無制限の金融緩和‥なんてことばかり。

 この「美しい国へ」は、「約束の日」以上に評価が大きく分かれている気がするのです。繰り返しになりますが、政治だからだ当然でしょう。

 でも、こうして評価が分かれると、どっちが本当なのだろうか知りたくなるのが人情。しかし、結局自分で読んでみないと分からない。

 さて、安倍さんの本を紹介したところで、もう一人、安倍さんの総理再選を願っている麻生太郎さんの本をチェックしてみることにします。

 否、その前に、民主党の菅さんと野田さんの本をチェックしてみましょう。
 
・東電福島原発事故 総理として考えたこと 菅直人

22件のカスタマーレビュー

星5つ  9
星4つ  3
星3つ  4
星2つ  0
星1つ  6

 カスタマーレビューのなんと少ないこと。そう思いました?

 でも、本当はこれが普通だと思うのです。安倍さんの本に対するレビュー数が異常に多いと判断すべきです。だって、他の本をチェックすればそんなことすぐ分かります。

 いずれにしても、これまた評価が大きく分かれている気がするのです。政治家の本だから、宿命みたいなものでしょうか。

 次は、野田さん。

・民主の敵-政権交代に大義あり 野田佳彦

15件のカスタマーレビュー

星5つ  1
星4つ  1
星3つ  4
星2つ  3
星1つ  6

 いやー、これは大変手厳しい。何と星ひとつが一番多い。それに、その星1つの意見のなかには、動画まで埋め込んで如何に野田さんが嘘つくか、なんて言っているものもあるのです。そこまでの手間暇をかける本の虫とはどんな人なのでしょうか?

 では、最後に麻生太郎さん。

・とてつもない日本 麻生太郎 

246件のカスタマーレビュー

星5つ 171
星4つ  45
星3つ  22
星2つ  3
星1つ  5

 これも大変な数のレビュー数なのです。そして、この本こそ、発売後数年を経て、急に爆発的に売れた本なのです。

 確かに星5つが多い。但し、星3つ以下も目に付くのです。

 いずれにしても、これらのレビュー内容をチェックしていると、あることに気が付くのです。

 べた褒めの内容が多いとか、ボロクソの批評が多いとかというのではありません。そうではなく星5つの評価した人の大半が2009年3月、特に3月12日前後に意見を書いているということなのです。それ以外の評価については、そのような時期の偏在は見られないのにです。

 ということは、何かの理由で2009年3月に、急に麻生氏の本を読みたくなった人が増えたということなのです。

 麻生太郎さんは、まだ記憶にあるように2008年9月から2009年9月にかけて総理の務めていたのです。

 簡単に言えば、麻生さんの熱狂的なファンが生まれたということでしょう。日増しに麻生さんの悪口をいう人が増えていたにも拘わらず、です。

 最近の政治家の街頭演説の風景をみていても、桜が大変多いことが分かるのです。

 そして、そのことに対して、民主党は大変無防備である、と。

 確かに、民主党の支持率が低いのはそのとおりでしょうが、普通の人は、そこまで罵倒するようなことはしないのです。

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