赤字はステージⅣの感染急増地域
緊急事態宣言対象11地域以外にも広がっている・・・
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000717124.pdf
「国づくり、地域づくりは、人づくりから」を信条に、「日々勉強!結果に責任!」をモットーとする参議院議員赤池まさあき(比例代表全国区)です。
1月13日(水)、政府は特措法に基づく緊急事態宣言の対象地域を1都3県から、感染状況と医療体制の状況に応じて、近畿圏や中京圏、福岡、栃木の7府県へ拡大し、11都府県としました。期間は2月7日(日)までです。
そして、私共自民党が求めていた外国人の新規入国が、経済関係の2国間協定をしていた11か国(ビジネストラック、レジデンストラック)も、1月14日から2月7日まで全面停止となりました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/newpage_00035.html
●11都府県以外にも感染が広がり医療体制が逼迫
全国に感染が広がり、医療体制が逼迫しています。緊急事態宣言対象の11都府県以外の地域が心配しなくてよいという状況ではありません。
標記に掲げた1月8日(金)現在の都道府県ごとの医療・感染状況を見ると、11都府県以外にも、北海道や福島県、群馬県、石川県、三重県、奈良県、広島県、熊本県も緊急事態宣言対象地域対象になる可能性があります。それだけ、全国に感染が広がり、医療体制が危機的状況だということです。
●「4つのお願い」の中で「不要不急の外出の自粛」が国民に伝わっていない
今回の問題は、政府から国民への緊急事態宣言に基づく具体的な「4つのお願い」が国民に正確に伝わっていないことです。「4つのお願い」とは次です。
①飲食店の夜8時までの時間短縮
②不要不急の外出の自粛
③テレワーク7割
④イベントの入場制限(5千人以下かつ5割減)
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202101/13corona.html
特に、②不要不急の外出の自粛が正確に伝わっていません。
その原因は、政府の発表にあります。1月7日の公式発表では、次のように「4つのお願い」を説明していました。
①飲食店の20時までの時間短縮、
②テレワークによる出勤者数7割減
③20時以降不要不急の外出の自粛
④スポーツ観戦、コンサートなどの入場制限(5千人以下かつ5割減)
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0107kaiken.html
私も、政府の発表に基づいて、自分のブログに同じように掲載して国民にお願してしまいました。
昨日の政府の発表でも、次のような表現となっています。
①飲食店の夜8時までの時間短縮、
②テレワークによる出勤者数7割減、
③特に夜8時以降の不要不急の外出の自粛
④スポーツ観戦・コンサートなどの入場制限(5千人以下かつ5割減)
http://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/statement/2021/0113kaiken.html
時系列での政府の発表の表現は次のように揺らいでいます。
1月7日 「20時以降不要不急の外出の自粛」
1月13日 「不要不急の外出の自粛」
同日 「特に夜8時以降の不要不急の外出の自粛」
これでは、国民が誤解するのも無理からぬところです。
政府は、正解に言えば 「“終日”不要不急の外出の自粛。特に夜8時以降」と言いたいということなのでしょう。どの発表も不正確だということになります。20時以降とか、夜8時以降というのは、強調して言いたかったのでしょうが、それが誤解を招いています。「終日不要不急の外出自粛」の表現で良いと思います。
政府においては、まさに「緊急事態宣言」下であり、国民に協力をお願いしているわけですから、正確で統一した表現で、一貫して訴えてほしいと思います。最近の言葉でいえば、「ワイボイス」という言い方になるのでしょうが・・・