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政治家の覚悟と器量が問われていることは、そのとおり

いつの時代も政治家の覚悟と器量が問われてることは、間違いない。問われているのだが、しかし現実にはこれに応えている人が少ないのが困る。

野田総理がこの度の臨時国会の所信表明演説で、「政治家の覚悟と器量」を問題にしたことはいい。

女子高生の作文だとか、余りにも無内容で平凡で陳腐だなどという厳しい批判の声が聞こえてくるが、今の段階では野田総理には殆ど語るべきことがないのだから止むを得ないことである。

普段から金魚にはなれないことを自覚しているからこそ、政治家の器量を持ち出したのだろう。自分の器量に見合った仕事をしっかりやってくれればいい。
私は、そう思っている。

出来もしない大言壮語は、いい迷惑である。しかし、何もしないのもよくない。

いつまでに何をするのか、ぐらいはしっかりと語る必要がある。そして、愚直に実行することである。政治家の覚悟は、そこで問われる。

一旦口に出した以上は、何が何でも実行することだ。どんな些細なことも、やると決めたら必ずやる。やると決めたことがやれなくなったら、そこで腹を切るのが政治家の覚悟というものだろう。

野田総理がいったい何をやろうとしているのか、死に物狂いでやろうとしていることが野田氏にはあるのか、などのことは一切分からないが、政治家の覚悟を強調した野田総理には内心に期するもの何かあるのだと思う。

しかし、所信表明演説では、そこのところがよく分からなかった。

安全運転に徹しているために野田内閣はすっかりノロノロ運転のノロノロ内閣になってしまっている。安全運転を心掛けるのはいいが、折角の演説力が錆びつき始めている。

これではニコニコ動画での支持率が10パーセント台に急落するのは当然だ。

ここは開き直って、自分が本当に国民に訴えたいことを思う存分語るべきである。ぶら下がりでも何でも記者との懇談の機会は、どんどん増やした方がいい。攻撃は最大の防御なり。

第三次補正予算の成立までは大した波乱はないのだから、ここは思い切って自分の主張や政策を語るべきである。

野田総理の政治家としての覚悟が問われていることは、間違いない。野田総理は、逃げてはならない。

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