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金正恩氏、軍事力最大化と核抑止力の強化を訴え 党大会閉会


[ソウル 13日 ロイター] - 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)は13日、第8回朝鮮労働党大会が8日間の日程を終え、12日に閉会したと伝えた。金正恩総書記は軍事能力の最大化とともに核戦争抑止力の強化を訴えた。

正恩氏は、党大会の締めくくりに「われわれは最強の軍事力を構築する中、核戦争抑止力を一層強化するため、全力を尽くす必要がある」と述べたという。

正恩氏は先週の党大会で、国家防衛力の強化に向けて軍事能力を増強する考えを表明した。

党大会の開催は2016年以来。その前は1980年だった。

またKCNAによると、正恩氏の妹で党中央委員の金与正氏は12日付で談話を発表し、韓国軍が北朝鮮の軍事パレードを監視しているとして北朝鮮に対する「敵対的姿勢」の表れだと非難した。

韓国軍は11日、北朝鮮が10日夜に軍事パレードを実施した動きを確認したと明らかにしていた。

また、韓国の文在寅大統領は11日の新年の辞で、頓挫している非核化協議の打開に向けた支援を約束し、北朝鮮への働き掛けを続ける方針を表明。「対話と共に繁栄することが朝鮮半島の和平プロセスの重要なけん引役」と述べた。

韓国の元軍当局者で、統一戦略センター長の文聖黙(ムンソンムク)氏は、与正氏は「事実上のナンバー2」として国政を一部担ってきたと指摘。文大統領の対話呼び掛けを無視した与正氏の発言は体制における同氏の役割を示すものとの見方を示した。

「(与正氏の)談話は文大統領の新年の辞の翌日だったにもかかわらず、対話に全く言及しておらず、対話が程遠いことがうかがわれる」と述べた。

また、米国に拠点を置くシンクタンク、スティムソン・センターの北朝鮮経済専門家、ベンジャミン・カッツェフ・シルバースタイン氏は今回の党大会について、金正恩氏がいかに社会や経済に対する国家統制を強化し続けているかを浮き彫りにしていると指摘。

12日付のリポートで「金氏に関する報道は、全般的な経済の方向性だけでなく、より詳細なレベルにおいて国家が計画を主導し、意思決定を担うことを同氏が望んでいることを明確に示している」と分析した。

*内容を追加しました。

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