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金融政策で日本は再生しないようです 安倍総裁

自民党総裁に就任した安倍晋三の迷走っぷりが目を覆うばかりである。それでも安倍晋三に期待したい と書いた自分がなんとなく恥ずかしい今日この頃・・・。麻生さんもそうだったが、どうもネット上にはびこっているネットウヨクというものの力を安倍氏も過大評価しているのか「楽してみなさんの生活をよくします」という民主党と同じ甘いフレーズで支持をさらに拡大しようとしているのか。どちらにしても情けない限りだ。

最近はどこに言っても「デフレ脱却」のために日銀に圧力をかけてインフレ目標2-3%を実現させる。日銀総裁の首を飛ばす。と連呼している。どこの新興国の首相か独裁者か・・・。と耳を疑ってしまう。こんなことを言う先進国のリーダーは見たことがない。(一応いいわけめいた火消しもしているようだが。。。)

その上にデフレ脱却のために公共投資をガンガンやるだの、100兆円のインフラ投資を行うだのと息巻いている。一方で2020年までに財政を健全化させるなどと言っているのだから何がやりたいのかまったくわからない。実現性はまったくない。土建屋やリフレ論者にリップサービスする一方で全うな財政健全化論者にも配慮しているのだろうがそんなものにだまされるほど有権者がバカだと思っているのだろうか?

本当に金融政策。リフレ政策で日本は再生するのか?一部のリフレ派は米・英・欧州を持ち出してあいつらのようにもっと金融緩和をやれと言う。が、それぞれの国は本当にそんなに景気がいいのだろうか?

次のグラフを見てもらいたい。これはアメリカ、日本、ユーロ圏、イギリスの2009年以降のGDP成長率のグラフ。四半期ごとのものだ。日本は震災による落ち込みとその後の反動がありブレが大きいもののこれを見る限りは日本の経済成長が特に悪いわけではない。


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なのに、日本のこと、いや自分の生活しか見えていない人たちは日本はデフレで沈没寸前だと叫んでいる。しかもこの間、リフレ派と呼ばれる人たちは欧米の金融政策を褒め称えてきた。が、下の表にあるように実は日本の経済成長は一番優れていた。冷静に見れば日本はどう考えても世界的にはいい状態なのだが・・・。


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金融緩和をドンドンしているアメリカやイギリスは素晴らしいというが実際はアメリカもイギリスも経済成長は低迷している。うそだと思うならアメリカやイギリスの新聞のサイトでも見てみるといい。ロストジェネレーションだ。格差だ。金持ち優遇だ。経済成長の時代は終わった。高齢化で財政がますます圧迫される。などなど。日本の新聞に書いてあることと同じようなことが書いてある。


イギリスにいたっては高いインフレに低い成長という二重苦を嘆く論調が非常に強い。一部のリフレ派が言う実質成長が高くてもデフレだから生活の実感がよくないのだという主張が大嘘なのがよくわかる。デフレなど関係なくインフレ率がある程度高いアメリカやイギリスでも同じような論調が強いのだ。

大規模で無制限の金融緩和をすれば日本が復活するなんていうのは大嘘である。事実に反している。この程度の事実も調べずに金融緩和を最重要政策に掲げる自民党と安倍総裁は国民を馬鹿にしている。リフレ派が敬愛してやまないバーナンキは何度も何度も金融政策の限界をことあるごとに述べている。経済を成長させるための政策は政府が行わなければならない。それは規制緩和や減税、あるいは健全な財政政策であり安定した政治に他ならない。これらを全く行わずに金融政策にその全ての責任があるかのように語るような無知な人間がこれから首相になるかと思うと・・・。


無責任な政治と政治の迷走は安倍・自民党が政権をとることでますます深くなるだろう。

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