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新刊が発売されました。新書コーナーにぜひお立ち寄りください

リンク先を見る 年収150万円で僕らは自由に生きていく (星海社新書)

昨日新刊が無事に発売されました。ぜひ新書コーナーに立ち寄ってチェックしてみてください。

これからの公共の話をしよう

何度か書いていますが改めて。書籍タイトルが釣りっぽいので(これは資本主義経済においては仕方ないのです…)誤解を招きそうですが、僕が本書で特に語りたかったのは「これからの公共」の話です。

今後、経済成長が難しくなっていくのは明らかです。生活保護受給者も増えつづける一方、そして僕ら世代は多分年金貰えません。このままだと、公的なセーフティネットのほころびは広がり続けてしまいます。

そう書くといかにも絶望的ですが、僕は「SNS新左翼」らしく、オルタナティブなアプローチを本書で提示しました。それが帯にも書いてある「脱お金」という発想です。

お金に頼ろうとするから、いかにも未来が絶望的に見えるわけです。でも、社会をつくるために、誰かを助けるためには、必ずしもお金が必要と言うわけではありません。

僕は自分の余剰の時間を使って、プロボノ活動をしています。年間で延べ70団体ほどのNPOに無償コンサルティングを提供する活動です。僕一人のインパクトはそれほど大きくはありませんが、僕と同じようなプロボノが100万人単位で増えれば、日本はすぐに変わるでしょう。

納税と投票だけして社会参加が終わり、というのは前時代的な態度です。これからは当事者意識をもてる課題を自ら発見し、お金にならなくてもいいからコミットしていくことが求められます。もっと直接的に社会に関わる、という生き方です。

そういう未来社会の萌芽はいたるところに見られ、ごく一例を挙げれば、「チャリティサンタ」という活動には、全国で1,000人のボランティアサンタが、クリスマスイブに稼働しているそうです。子どもに笑顔を与えるために、1,000人がサンタに扮してプレゼントを配り歩く、という素敵な現実が既に起こっているのです。

また、僕らの手にはテクノロジーがあります。様々な事例が明らかにしたように、テクノロジーは相互扶助を実現するための有効なツールになりえます。「テクノロジーによる社会的課題の解決」は日本全体の重要なアジェンダになっていくと考えます。

…と、まぁそんなわけで、まさにネット論壇マトリクス(by SAPIO)でいう、リベラルかつ理想主義の極地?に位置するような本です。この左上の突き抜け感はすごいですね。

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Kindle版は残念ながらありませんので、ぜひ紙の本でお楽しみください。次回作はKindleで安価に販売できる…?と思います。

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