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英当局、第三者製クッキー排除でグーグルの調査開始


[8日 ロイター] - 英国の競争・市場庁(CMA)は8日、米アルファベット傘下のグーグルが同社ウェブブラウザー「クローム」から第三者製クッキーやその他の機能を排除するとの方針に関する調査に着手したと発表した。同社の対応で競合他社のデジタル広告が抑制されるとの懸念を受けた。

CMAはグーグルの方針により、広告支出がグーグル周辺に一層集中するかどうかについて審査する。

グーグルは「プライバシーサンドボックス」と呼ばれる技術により、個人は関連性のある広告を受け取れる一方で、ネット利用者を個人レベルで追跡せずとも現行の広告モデルを維持することができると説明した。

CMAは「最近のマーケット調査で、グーグルのプライバシーサンドボックス方針が新聞などの発行者や、デジタル広告の市場に対して潜在的に非常に大きな影響を与えることが分かった」としている。

ITと出版企業が組織した監視団体「開かれたウェブのためのマーケター(MOW)」は、グーグルが「支配的地位を乱用している」としてCMAに苦情を申し立てていた。

ウェブブラウザー「モジラ」やアップルの「サファリ」は、既に第三者製クッキーをブロックしている。

グーグルの広報担当者は「よりプライベートなウェブを創出する一方、自由で開かれたインターネットを支持する出版社や広告業界のための環境整備には、デジタル広告の運用方法を大きく変える必要がある」と指摘。「第三者製クッキーがなくとも健全で、広告を支えるウェブの基盤づくりに取り組んでおり、CMAの関与を歓迎する」と述べた。

CMAは、広告会社が効果的にターゲットを絞るほか、新聞のような無料のオンラインコンテンツに資金提供する上で、第三者製クッキーは重要な役割を果たすとしている。 一方でクッキーをめぐっては、消費者が不快に感じ、理解しがたい可能性のある手法でオンライン上の行動を追跡できることから、プライバシーへの懸念も浮上していると指摘した。

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