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中国PPI、12月は低下幅が2月以来最小 製造業の回復反映


[北京 11日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した2020年12月の生産者物価指数(PPI)は同年2月以降で最も緩やかな低下にとどまった。新型コロナウイルス禍から製造業が着実に回復し続けていることを示唆した。

消費者物価指数(CPI)は、食品価格の上昇を受けて前年比でプラスに転じた。

12月のPPIは前年比0.4%低下。11月(1.5%低下)から予想以上に低下幅が縮小した。ロイターがまとめた予想中央値は0.8%低下だった。

前月比では1.1%上昇で11月(0.5%上昇)から伸びが加速。2016年12月以来の高い伸びとなった。企業の収益性が改善しているとみられる。

キャピタル・エコノミクスのシニアエコノミスト、ジュリアン・エバンズプリチャード氏は「経済活動は底堅さを維持する見通しで、基調的なインフレは引き続き加速する可能性が高いことから、中国人民銀行(中央銀行)が年内に政策を引き締めると予想する」と述べた。

12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)では、景況の拡大とともに原材料費の上昇も示した。

PPIの内訳で原材料価格は前年比1.6%下落。11月は4.2%下落だった。

中国国際経済交流センターのアナリスト、Zhang Yongjun氏は「現在の国際商品(コモディティー)価格の大幅回復を踏まえると、PPIは(前年比で)近く上昇に転じる可能性がある」と指摘した。

12月のCPIは前年比0.2%上昇。11月は2009年10月以来の低下だったが上昇に転じた。アナリストの予想は0.1%上昇だった。

食品価格は前年比1.2%上昇。11月は2.0%下落していた。統計局の担当者によると、厳しい寒さで生鮮野菜・果物の輸送コストが上昇したほか、休暇に伴う季節的な需要で肉製品も値上がりした。

ただアナリストの間では、豚の飼育数回復を受けた豚肉価格の下落が今後数カ月にわたりCPIを下押しするとの見方も出ている。

2020年のCPIは2.5%上昇となった。

*アナリストのコメントなどを追加しました。

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