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エリザベス英女王とフィリップ殿下、新型ウイルスのワクチン接種

PA MEDIA

英王室は9日、エリザベス女王(94)と夫フィリップ殿下(99)が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたと発表した。

英王室の消息筋によると、女王夫妻はウィンザー城で王室付きの医師からワクチンの注射を受けた。女王は世間の憶測を打ち消すため、自分たちのワクチン接種について公表を認めたという。

イギリスではこれまでに約150万人が、少なくとも1回目のワクチン接種を受けている。

イギリスでは80歳を超えた人たちが、優先的にワクチンを受けている。

イギリスでは8日、米モデルナ製のワクチンが承認された。すでに米ファイザーと独ビオンテックによるワクチン、そして英オックスフォード大学と英アストラゼネカによるワクチンも承認され、昨年12月から使用が始まっている。

女王夫妻がどのワクチンを受けたかは、明らかになっていない。

承認されたワクチンはいずれも、最大限の予防効果のためには2回にわたる接種が必要。1回目の12週間後に2回目を受ける。

ボリス・ジョンソン英首相は、2月半ばまでに国内1500万人が最初の接種を済ませることを目標としている。特に、医療現場の国民保健サービス(NHS)スタッフ、介護施設の入居者やスタッフ、70歳超の市民全員と、感染リスクが極めて高いと分類された人が、優先されている。

マット・ハンコック保健相は10日朝、BBC番組「アンドリュー・マー・ショー」で、秋までに国内の成人全員にワクチンを提供する方針だと述べた。

女王夫妻は現在、ロンドン郊外のウィンザー城に滞在を続けている。

2020年には女王は3月から10月まで、ウィンザー城の外での公務に出席しなかった。

昨年3月下旬にはチャールズ皇太子が新型ウイルスに感染し、軽症の後に回復した4月には皇太子の長男ウイリアム王子も感染していたことが後に明らかになったが、王室は正式に発表していない。

エリザベス女王は昨年末、クリスマス恒例の国民へのあいさつで、パンデミックのため大変だった1年を振り返りながら、無私の思いやりで他人を助けた人たちをたたえた。大切な人の死を悲しみながらクリスマスを迎えている人や、感染予防のため家族や友人と集まれずひとりで過ごしている人を思いやり、「あなたはひとりではありません」と語りかけた。

(英語記事 Covid-19: Queen and Prince Philip receive vaccinations

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