記事

「強力な対策」とは

「デジタル毎日」を見ていたら、新型コロナウイルス感染いよる軽症・無症状者で自治体の入院勧告に応じない人には100万円以下の罰金と定めることが、近く国会に提出される感染症改正案の原案に書かれているという。先日は休業要請等に応じない店には50万円以下の罰金とあった。

菅義偉首相は4日の会見で「強力な対策」を打ち出すと言った。
こういうことを「強力な対策」というのだろうか。

そういう問題ではないのではないか。

金額が高すぎるということを言いたいのではない。

罰が厳しいから言うことを聞き、感染拡大を抑える効果があると政府は言うのだろうか。

本質はもう少し違うところにあるのではないか。

PCR検査で陽性と判定されたとき、入院を拒否する人の問題より以前に、現在の段階では受け入れてくる医療機関の数の問題のほうが大きいだろうし、そもそもPCR検査を受けさせてもらえないケースをどうするかについて、対応を協議するほうがはるかに意味があるように思う。

また、休業要請に応じない店には罰金というよりは、休業できる体制づくりについてありとあらゆる角度から進めることのほうが重要なはずだ。
罰金で取り締まることは政府としてなすべきことをしなくてもできてしまうところが本末を転倒させている。

あわせて読みたい

「飲食業界」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    BLOGOSサービス終了のお知らせ

    BLOGOS編集部

    03月31日 16:00

  2. 2

    なぜ日本からは韓国の姿が理解しにくいのか 識者が語る日韓関係の行方

    島村優

    03月31日 15:41

  3. 3

    「いまの正義」だけが語られるネット社会とウェブ言論の未来

    御田寺圭

    03月31日 10:09

  4. 4

    カーオーディオの文化史 〜ドライブミュージックを支えた、技術の結晶たち〜

    速水健朗

    03月30日 16:30

  5. 5

    BLOGOS執筆を通じて垣間見たリーマンショック後10年の企業経営

    大関暁夫

    03月31日 08:27

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。