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看護師不足で大学に要請とは日本の医療は末期症状 診療は受けられないは明日は我が身

厚労省が現場の看護師不足を補うために大学に看護師の派遣要請をしました。

看護師不足、大学に協力を要請 厚労省「強制ではない」」(朝日新聞2021年1月5日)

「新型コロナウイルスの感染拡大にともなって深刻化する看護師不足を解消するため、厚生労働省は全国の看護系の287大学に対し、大学院生や教員が医療現場などで働けるように協力を求め始めた。」

 人材養成は後回しということのようです。目先の必要にかられて教育現場から人材を引っ張り出すということは既に日本の医療が末期症状であることを示しています。

 誰もが思い浮かべたことでしょう。神宮外苑を行進する学生の姿を。

 イタリアでは第一波のときは医療崩壊、卒業を繰り延べて有資格者として現場に放り込んだそうですが、それよりはまだましというレベルに過ぎません。

 この大きな原因は2つ、①菅政権が経済を優先してコロナ封じ込めに消極的だったこと、②自民党政権による利益誘導型政治による医師などの専門職要請に失敗したこと、にあります。

医療の崩壊はコロナが原因ではない 自民党の支持基盤優遇にみる医師の偏在 自民党政治を転換しよう

 大学に人材を出せ、ということは既存の医療関係者はそもそもが人材の供給源としての対象んじなっていないということを意味します。

 大学に対する圧力によって(強制ではないと敢えて強調はしていますが)、立ち場の弱い被用者(教員)である看護師、院生である看護師を動員しようというのですから、ひどいとしかいいようがありません。

2021年1月3日撮影

 いよいよ菅総理は、緊急事態宣言だそうですが、すべては飲食店への責任転嫁です。確かに飲食店での発生が顕著です。特に「接待を伴う飲食店」は論外です。

 しかし、結局、これでは感染拡大を防止することはできないでしょう。

 緊張感がまるで感じられません。

 医療現場がさらに疲弊するのは目に見えています。

 精神論で乗り切れるはずもありません。菅氏にやっていることは掛け声ばかりなのです。

紅白歌合戦で感じた「日本頑張れ」「コロナに負けるな」疲れ」(常見陽平さんのブログ)

 実際に救急車が搬送してくれなかったらどうしますか。明日は我が身です。

母親感染も“病院空きなし” 娘が語る悲痛な思い」(テレビ朝日2021年1月6日)

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