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政策メッセ 民主党政権の検証

公共政策シンポジウム「政策メッセ」に参加した。

全体のテーマは「民主党政権における政策運営の検証と今後の課題」であり、分野別に、9つのセッションに分かれている。私はその一つである「国内政治:統治システムの変革と政治主導の評価」のセッションに、パネリストの一人として参加した。モデレーターは田中秀明明治大学教授、他のパネリストは清水真人日経新聞編集委員、中野雅至兵庫県立大学教授、峰崎直樹内閣官房参与と、このテーマを議論するにふさわしい方々である。

自分からは、元・内閣官房国家戦略室員としての立場で、拙稿「国家戦略室の挑戦 ~政権交代の成果と課題~」のエッセンスを話した。

(「国家戦略室の挑戦」)
http://www.geocities.jp/weathercock8926/nationalpolicyunit.html

(「現代ビジネス」に掲載された概要記事)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/33780

「政治主導」の「司令塔」として設置された国家戦略室だが、そもそも、「政治主導」とは誰が主導することなのか、政権与党にも明確な共通認識がないまま走り出したことに、政権全体の課題があった。また、「司令塔」なるものが、政治的利害が分かれる問題についても反対を押し切って方針を示し、それに皆が従うということを、本当に政権与党のメンバー自体が欲していたのかどうかという根本的な疑問がある。

他方、国家戦略室が全く機能しなかったように決めつけることは誤りであり、一定の成果を挙げてきたことも事実だ。

今後、いかなる政権の枠組みができるとしても、民主党政権及び国家戦略室の経験を冷静に分析・検証していくことが必要であり、それがないまま単に政権のプレイヤーを取り換えるだけでは、同じ試行錯誤を繰り返すことになるのではないか。

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