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原油先物は上昇、OPECプラスの産油量維持への期待で


[シンガポール 4日 ロイター] - アジア時間4日の原油先物価格は上昇。石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」がこの日の会合で、2月の産油量を現行水準で維持することを決めるとの期待で買われている。

0348GMT(日本時間午後12時48分)時点の北海ブレント先物3月限は0.62ドル(1.2%)高の1バレル=52.42ドル。

米WTI先物は0.55ドル(1.1%)高の49.07ドル。

エナジー・アスペクツのアナリスト、ビレンドラ・チョーハン氏は、ドル安などのマクロ要因や今年の石油部門の回復を見込んだ投資家のポジション形成が原油相場を支えている可能性があると指摘。

新型コロナウイルスが猛威を振るっている状況を踏まえて「OPECプラスが供給を抑えようとしているため、投資家心理がやや前向きになっているのかもしれない」と続けた。

OPECのバルキンド事務局長は3日、今年上半期の石油市場には多くの下振れリスクがあるとの見方を示した。

原油先物価格は2020年最後の取引を、19年平均比で約20%下落して終了。新型コロナウイルスの感染抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)の影響が大きかった。

OPECプラスは昨年12月、1月から日量50万バレルの増産を実施すると決定し、石油市況に合わせ産油量を決定するために1カ月ごとに会合を開くことを決めた。

エナジー・アスペクツとRBCキャピタルのアナリストは、OPECプラスが2月の産油量を1月の水準に据え置く公算が大きいと予想。

RBCのヘリマ・クロフト氏は「新型コロナ感染者数が引き続き増え、ワクチンの普及が予想より遅れているため、2月の追加増産は見送るだろう」とした。

*内容を追加しました。

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