東京は、三が日正月晴れの好天である。今年1年、この天気のような日本、世界であってほしいと願ってやまない。
読売新聞元日、今日の4面に森喜朗元総理のインタビュー記事がある。
元日の最後の方に「2015年のラグビー・ワールドカップ・イングランド大会の時は最悪で、肺がんで手術をしたけれども治らなくて、医者は私の家内に『今年いっぱいですよ』と言ったそうだ。ワールドカップから帰ってきてから(抗がん剤の)オプジーボが使えるようになって、そのおかげでこうやって生き延びている。ありがたいけれども、生かされているのだからちゃんとやれという天命だと思いました」と述べている。
まさに命を懸けて東京オリンピック・パラリンピック成功に向けて頑張っておられる姿に頭が下がる。
今日は中頃に「今は政治家も役人も全体に小型化しているね」と述べ「相撲で言うところの仕切りをしっかりやらないで、みんな立ち上がっている感じがするんですよ。立ち合いまでの仕切りというのは何回も繰り返しやっているけど、心身ともに充実したときにバンと立ち上がる」と、そして「もうちょっと腰を落ち着けてしっかりと帝王学、宰相学のようなことを身につけられたらいいと思うよ」と岸田文雄、石破茂、河野太郎、小泉進次郎各氏の名前を上げて、さらに「若い政治家には、国の指導者になることは、そんなに甘いものではないんだぞということを学んでほしいですね」と結んでいる。リーダーの基本を語っている森元総理の指摘に同感である。
志(こころざし)を持った政治家は、この森元総理のインタビューをしっかり読むことをお勧めしたい。
明日からは仕事初めである。鈴木事務所は各事務所、元日も休みなく役割分担で働いている。
「他人(ひと)様の為に少しでも役に立とうとするなら、普通の当り前のことをしていては駄目だ」と私は指導している。
しっかりそれを守り、実行してくれる事務所スタッフは家族同様、一家一門の同志である。
今年もしっかり仕事をして参りたい。
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- 2021年01月03日 13:38