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- 2021年01月03日 12:42
緊急事態宣言の発出を要望

埼玉県では、クラスター専門チームを早期に立ち上げ、公表されている以外の疑い病床などを早期に整備してコロナ用病床への負担を軽減させるとともに、重症化リスクが高く医療に重い負担を強いる高齢陽性者の抑制のために、1カ月かけて全高齢福祉施設に職員を派遣し、戦術的な感染症防止対策を行ってまいりました。
この結果、11月後半以降、60歳以上の高齢陽性者割合は減少を続け、あるいは入院基準の見直しを強いられる状況にはありません。しかし、全体の陽性者が急増する中、年末になって高齢陽性者の絶対数が増加傾向にあり、病床の運用も厳しくなっています。
この状況に歯止めをかけるためにも、従前から申し上げてきたより強い措置に踏み切る段階になったと考えての要望でした。
3時間にわたる会談において西村大臣からは、緊急事態宣言について検討するが、政府分科会の意見等も聞かねばならず、それを待たずして8時以降の外出自粛等の措置を検討するよう求められ、この詳細について政府と一都三県で早急に調整することとなりました。
感染爆発に至らせないためにも、速やかな対応が求められており、県民の皆様へのご負担となりますが、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3517e77499a5d930ec1e592c705f8ec07c11bbc3