- 2021年01月02日 18:48
ここで緊急事態宣言発出ということになると、東京オリンピック・パラリンピッの開もかなり危うくなる
1月4日の総理の記者会見で緊急事態宣言が発出されるかも知れないという観測をする方が現れた。
菅さんの1月4日伊勢神宮参拝の見送りは、結果的には正解だったということになりそうだ。
緊急事態宣言が発出されてからの伊勢神宮参拝は、危機管理の最高責任者としての総理としては止めた方がいいだろうから、結局、今年の伊勢神宮参拝は当分無理だということになりそうである。
伊勢神宮参拝は、日本の国や国民の安寧を祈るための大事な行事ではある。
しかし、ワクチンの開発や供給がままならない状況下で緊急事態宣言を発出すれば、コロナの感染被害拡大防止のための諸施策がある程度の効果を挙げるまでの間は緊急事態宣言の解除宣言は出来なくなる。
今回の緊急事態宣言は、ある程度長期化すると覚悟した方がよさそうである。
緊急事態宣言が発出されれば、東京オリンピック開催への国民の期待が急速に失われていくはずだ。
マスコミは、オリンピックムードを何とかして盛り上げようとするだろうが、一旦萎んだものはなかなか膨らまない。
新型コロナウィルスの変異種が世界各国で猛威を振るい始めているようだから、今の状況が続くようだと、選手団の派遣を躊躇する国がいくつか出て来るような予感がしている。
オリンピックの開催を決定するのはIOCだが、状況が悪化すると開催都市の東京都の方からIOCに対して何らかの申し入れをせざるを得ない状況に追い込まれてしまうかも知れない。
小池さんも、菅さんも、実に苦しい立場に立たされてしまいそうだ。
小池さんに魔法使いサリーのような魔法があればいいのだが、どうも現下の状況は、如何なる魔法も通用しそうにない。
菅さんに起死回生の妙手でもあればいいのだが・・。
まあ、菅さんも小池さんも、他の人よりは遥かに強運に恵まれているようだから、何とかなるのかも知れないが・・。