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中国、シノファームの新型コロナワクチン承認 一般向けで初めて


[北京 31日 ロイター] - 中国国家薬品監督管理局(NMPA)は31日、中国国有製薬大手の中国医薬集団(シノファーム)の系列会社が開発した新型コロナウイルスワクチンを条件付きで承認した。

中国は7月から、医療関係者や感染リスクの高い人を対象にコロナワクチンの緊急接種プログラムを開始しているが、一般使用に向けたコロナワクチンを承認するのは今回が初めて。

承認されたワクチンは、シノファーム子会社の中国生物技術(CNBG)傘下の北京生物製品研究所が開発。ワクチンの有効性に関する詳細なデータは公表されていないが、同研究所は30日、暫定的なデータとして79.34%の有効性があると発表している。

緊急接種プログラムでは、臨床試験(治験)の最終段階にある3種のワクチンの投与を行っている。3種のワクチンとは、CNBGのワクチン2種と科興控股生物技術(シノバック)のワクチン1種で、11月末までに150万回投与したという。

条件付き承認は、治験は完了していないが、公衆衛生上の緊急事態に対応するために早急に必要とみなされたワクチンに付与される。

承認されたワクチンは、アラブ首長国連邦が今月、世界で最初に一般向けに認可、パキスタンも120万回分の購入を公表した。

多くの発展途上国は、先進国で開発されたワクチンの早期入手が難しいため、中国やロシア製のワクチンに目を向けている。

香港大学の金冬雁教授は、「中国の承認でワクチンへの信頼度が高まる可能性がある。しかし主要国を中心に世界的なシェアを得るには一段のデータが必要」との見方を示した。

シノファーム幹部は、詳細なデータはこの後公表し、内外の科学誌でも公開すると述べた。

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