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マスクをしない客は客ではない 迷惑客に毅然とした対応が必要

 マスクを外せと要求する客は、自分でもマスクはしていんでしょう。このニュースは相変わらずのことであり、暗澹たる気持ちになります。
客が飲食店従業員に「マスク外して」 対応に悩む店 鹿児島」(毎日新聞2020年12月30日)
「「マスクを外してほしい」。接待を伴う鹿児島市内の飲食店で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生し、接客にあたる従業員が客からこんな要求を受けていたことが、市の記者会見で明らかになった。」
 「接待を伴う飲食店」は、相変わらず客層が最悪です。毎日の記事はこうした客を「無頓着」と表現していますが、違うでしょう。「接待」する女性を見下した最低の態度というべきものです。
 客が来ないよりまし、というレベルの話ではありません。もはやクラスター発生がつきものになってしまっているんですから、こうした最低の客の黙認、放置は、従業員への感染は店側の加害行為と同じです。
 札幌でススキノ地区がやり玉に挙げられたのは当然のことでした。
ススキノでの感染増加は由々しき事態 接待を伴う飲酒って何さ 結局、酒飲みの論理にうんざりさせられる

2020年12月25日撮影

 ところで、話は少々、さかのぼりますが、このニュースを思い出しました。
あの「マスク拒否」男性、今度はホテルでトラブル…「宿泊拒否」できないの?」(弁護士ドットコム)
 ホテルの宿泊に際し、マスクは義務ではないと言い張り、着用を拒否した客の事件です。迷惑この上ない存在です。

 マスクを着用できないという理由はなく、嫌がらせ目的であることは明白であり、飛行機では搭乗を拒否し、下ろしたというのは素晴らしい対応でした。
 しかし、今回のホテルでは、夜間になるまで対応を続けていたというのは一体、何故なのでしょう。
 明白に拒否し、退去を要求し、退去要求に従わない場合には不退去罪で警察に委ねるのが相当です。
 しかし、この件では、警察官に臨場させておきながら、延々とやり取りを続けていたというのが解せません。毅然とした対応からはほど遠いものがあります。
 原因は、この男にあり、退去を要求されても当然の行動なのに、ホテル側のこうした対応は、他の宿泊客にとっても迷惑ですし、ホテル従業員にとってもイライラさせていることは間違いなく、労働環境としても最悪です。

 このような嫌がらせ、しかも世間の注目を浴びたいだけの行動には断じて許さないという姿勢こそ重要です。真面目な者が馬鹿を見ることになります。

 なお、弁護士ドットコムの弁護士の回答ですが、少々、ずれているように思います。
「多くのホテルはすでにおこなっているでしょうが、原則、マスクの着用が必要であることをしつこいくらい、かつ、わかりやすく周知することが重要です。
宿泊予約の際にマスク着用について了解を取る運用を行う、約款や利用規約でマスク着用について規定するなどの対策も有効だと思います。」
 とるべき対応は毅然とした対応であって、事前の告知とか注意喚起があれば、こうしたトラブルを防げるというものではありません。どうみても愉快犯であり、世間の注目を浴びたいだけですから、そうした観点から考察すべきです。

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