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黙秘権告知は当たり前? という品のないツイートをする安倍氏擁護の人たち すべき捜査を怠れば検察審査会も恐れはしない

 桜を見る会で、安倍氏側から参加者に便宜を図ったことが公選法違反に問われ、告発されていましたが、東京地検は、安倍氏から直接、事情聴取した結果、嫌疑不十分で不起訴としました。

 検察側は、黙秘権告知を行い、取り調べたが、嫌疑は裏付けられなかったということを公表したようなのですが、これを皮肉ったのが川内博史議員のツイートです。

 それにしても、このツイートにぶら下がっているツイートの品のないことといったらありません。

 黙秘権告知は憲法上の権利??

 そんな程度のことは誰だって知っています。

 もともと安倍氏に対する捜査では、安倍氏に上申書を出させるということで済ませるという選択も検討しながら、それでは検察に批判が向くということで、「来て頂いた」という経緯があります。最初から立件する気はなく、どうやって幕引きをしようかという発想しかありません。

 だから、検察庁に来て頂いた安倍氏に対しては、通常、想定しているような「取調べ」もなければ前提としての強制捜査(捜索差押え)もないという中で、最初から、事情を確認するという程度のものでしかないことは誰でも想像がつきます。

 そこへ、黙秘権告知ということがわざわざ語られるところに、川内議員の込めた皮肉がありました。

 それに対して勉強不足という方が、社会勉強の不足が甚だしいというべきでしょう。それとも安倍信者なのでしょうか。

2020年11月23日撮影

 告発した弁護士グループは検察審査会に不服を申し立てますが、そこでの結論は変わらないでしょう。

安倍前首相不起訴、検審へ 「桜」夕食会の費用補填問題」(産経新聞2020年12月28日)

 強制捜査が行われていない以上、安倍事務所の秘書側は、「安倍氏には報告していません。」、安倍氏側は「秘書から聞いていません」で終わりで、それを覆すような物証は何1つないということになるからです。

 任意で提出させていたものもあるかもしれませんが、所詮は任意提出のものであり、不利になるようなものは出しません。

(時時刻刻)安倍氏、謝罪はすれど 「反省」14回発言、明細書提出は拒否 「桜」夕食会」(朝日新聞2020年12月22日)

胸張る安倍氏、深まる謎 党内からも「国民納得しない」」(朝日新聞2020年12月26日)

 まだまだ提出されていない重要な文書がありそうです。

 そうなると検察審査会で審査されようと、結論は見えているということになります。
検察審査会が安倍前首相を起訴相当と判断したくても・・」(岡口基一さんの「ボ2ネタ」)

 この構図で思い出すものはありませんか。すべき強制捜査をすることなく、任意の聴取で終わらせて不起訴処分とした事件です。

 これです。
検察審査会が不起訴相当決議 問題の本質は警視庁本部中村格刑事部長(当時)の背後関係にあり

 必要な捜査で「手抜き」があれば、どの事件でも嫌疑不十分での不起訴に持って行けます。検察審査会も恐れる必要がありません。

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