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午後3時のドルは103円前半、ユーロが2年8カ月ぶり高値更新


[東京 30日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、ドル安/円高の103円前半。年内の最終取引日となるきょう30日は、新規材料が乏しい中で、ユーロ、オセアニア通貨など幅広い通貨に対してドルが売られ、その波及効果でドル/円も下値を切り下げる展開となった。ユーロは2年8カ月ぶりの高値を更新した。

ドルは朝方、輸出勢の売りに押され103円半ばから103.42円まで下落した。その後ドルは対円ではいったん反発したものの、ユーロや豪ドルなど幅広い通貨に対して売られた。ドル/円もつれ安となり、一時103.26円と9日ぶり安値を付けた。

外為市場はきょうが年内の最終取引日となるが、「期末や年末にはロンドン・フィクシングにかけて(投資家のポートフォリオ)リバランス絡みのフローが流入し、波乱が起きるケースもあり、警戒されている」(外為アナリスト)という。

ロンドン・フィクシングとは、ロンドン市場で銀行の対顧客取引の指標となる為替レートが算出・公表されるロンドン時間午後4時の時間帯のこと。

ユーロは1.2295ドルまで上昇し、2018年4月以来2年8カ月ぶりの高値を更新した。豪ドルは0.7663ドルまで上昇し、2018年6月以来の高値を付けた。

市場では「リスクオンのユーロ買いというよりは、年末のフローや年末を控えたポジション調整が主体とみられる」(国内銀)との見方が聞かれた。

また、ユーロ高には短期的な行き過ぎ感がある上、新型コロナウイルス変異種の欧州圏での感染拡大も懸念され、リスク選好のユーロ買いがどこまで継続するか不透明との指摘もある。

米共和党上院トップのマコネル院内総務は29日、経済対策に盛り込まれた現金給付を1人当たり600ドルから2000ドルに引き上げる法案の採決を見送り、今週再度審議を行う方針を示したが、市場では採決の行方を不安視する声が聞かれた。

今年の年末年始の休暇は東京市場と海外市場が同期間のため、「今年の年末年始は、東京勢がいない間に海外短期筋が暴れるリスクは小さいだろう」(前出の外為アナリスト)とみられている。

2019年の年始には、東京市場が9連休の間に発表された米アップルの決算で、中国での売り上げの低迷から業績が下方修正されたことが伝わり、ドルが108円後半から104円前半まで急落する場面があった。

ドル/円   ユーロ/ドル   ユーロ/円

午後3時現在 103.32/34 1.2283/87 126.93/97

午前9時現在 103.54/56 1.2250/54 126.87/91

NY午後5時 103.56/59 1.2247/51 126.86/90

(為替マーケットチーム)

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