- 2012年11月20日 22:59
commユーザは機種変更に要注意!引き継ぎ用の必須設定とその仕組み(なぜ電話番号認証ではダメなのか)
1/2無料通話アプリcommでは、特別な設定をしないと、機種変更後に新しい端末で同じアカウントに再ログインできません。
その設定は機種変後の端末ではできません。いつ故障や紛失・不具合などで再ログインが必要になるかわかりませんから、今使っている端末で、今すぐ設定を確認すべきです。
実際にLINEも似たような仕様になっており、多くの人がアカウントを引き継げませんでした。今も引き継ぎに失敗している人が多くいます。
今回は、引き継げない仕組みと、引き継ぐための設定方法を解説します。
※時間がない人も【今すぐ確認】の章までジャンプしてとりあえず設定してみてください。
「どうしてそのままの設定では引き継げないの?」
どうしてそのままの設定では引き継げないのかというと、commは「元のアカウント」の「持ち主」であるという本人確認を「パスワード」で行っているからです。
そして、初期設定では「パスワード」が未設定なのです。
パスワード、設定済みですか???
「電話番号で認証じゃダメなの?なんでパスワードが必要なの?」
「電話番号で認証すればいいんじゃ?」と思ってしまいがちですが、それは「電話番号認証」の意味を勘違いしている可能性が高いです(「LINE」もミスしたほどなので、丁寧に説明します)。
「電話番号認証」は「電話番号の持ち主確認」だけ!
commやLINEが行う「電話番号認証」は、「電話番号宛のメッセージ(SMS)を受け取れるか」をチェックしているのであって、あくまで「その『電話番号』の持ち主です」と証明するだけのものです。
混同されがちですが、厳密には「その『アカウント』の持ち主です」と証明しているわけではないということが重要です。
「電話番号認証」を「アカウントの持ち主証明」にできない理由
実は、「電話番号認証」を「アカウントの持ち主証明」にしてしまうと問題が発生してしまうのです。
というのも、「解約された電話番号は、新規契約する人に再割り当てされることがある」のです。つまり、もしcommがこの認証方法を採用してしまったら、電話番号を再割り当てされた人が、前の電話番号の持ち主のcommアカウントにログインできるようになってしまいます(アカウント削除の手続きを怠った場合)。
というわけで、「電話番号認証」は「アカウントの持ち主証明」として使えないのです。
間違えて使ってしまった例
一時期のiPhone版LINEは「電話番号認証」をアカウントの持ち主の本人確認として使っていました。しかし、翌月には修正されました。
※10月前半のiPhone4S発売に伴い、機種変更をされる方が急増したため、他の端末であっても同じ番号であれば同じアカウントとして利用できる仕組に変更しました。しかし、その後、ご利用に際し、一部ご不便な点があったため、11月より再度、同じ番号・同じ端末でのみ同じアカウントが利用できる仕様に戻しました。 (引用元)
commアカウントの持ち主証明は「パスワード認証」
というわけで、機種変・再インストール・不具合発生などの後の再ログインのために、別の認証方法が用意されるのです。
それこそが、冒頭で紹介した「パスワード認証」というわけ。
以上、パスワードが必要な理由と、電話番号認証では危険で問題がある、という理由がお分かりいただけたでしょうか。
「パスワードを知っている」のは「アカウントを使っていた本人」に間違いないけれど、「電話番号を使っている(SMSを受け取れる)」のは「アカウントを使っていた本人とは限らない」という考え方がポイントです。
「もしパスワードを設定しないと?」
パスワードを設定していない場合、機種変後の端末から再ログインさせるわけにはいかないので、新規アカウントを作り直してもらうことになります。これが「機種変更でデータが消える」理由です。
※LINEでは、再インストール後など、同じ端末からなら本人であるとみなし、パスワードを使わなくても再ログイン可能です。commでは、同じ端末であっても、パスワードを未設定の場合再ログインできないようです。



