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大村秀章知事へのリコールの怖ろしい結末 8割が偽造の疑い 高須克弥氏、河村たかし氏は説明責任を果たせ

 大村秀章知事が反日、国賊であるとして始められたリコールですが、大変な怖ろしい状況となりました。
 もともと43万筆という署名数自体に非常に驚きましたが、その8割が不正の疑いだというのですから、さらに驚きました。
大村知事リコール、署名の8割超が不正か 高須院長らが提出  愛知」(東京新聞2020年12月28日)

 実に34万4000円筆が不正の疑いがあることになります。
 これはあくまで不正の疑いがあるというレベルですが、これを精査すれば増えるのか、減るのかはわかりませんが、ほぼ不正と言って良いレベルのものです。
 最初から成り立たないような運動だったといえます。

 もともとこのリコールは86万筆が必要で、全ての主要政党は距離を置いていた中で、最初から実現は困難とされてきました。
 しかし、高須克弥氏は簡単に達成できるという大口を叩いて始めてしまいました。
 高須氏は、ネット界では大物ですが、ただそれだけの人物です。

 私もブログ上で、このリコール問題については論評してきました。
昭和天皇の写真を焼くのが不敬っていったい、いつの時代 大村秀章知事へのリコール運動の不当性
大村秀章知事へのリコールは住民の権利?? 批判されると切れ出すネトウヨたち リコール運動に大義なし!!
愛知県知事のリコール 高須克弥氏の目的は、やっぱり不敬の取り締まり

しかし、ネット界の中では、あちこちから誹謗中傷が飛んできました。 不正がここまで横行した責任は、高須克弥氏にあります。
 もともと達成できて当然ということで始めたこのリコールですから、どういう目算があったのか、途中で断念した経緯について、高須氏は自らの口で説明すべきでしょう。
 すぐに壁にぶち当たったはずです。思いの外、反応が悪く、誰も署名に応じてくれない…

 不敬を問うなどという右翼活動に賛同が集まるはずもなかったのですが、このような状況下で、恥ずかしい数字になることは目に見えていたはずです。世間から嘲笑されるような数字にしかならないということは初期段階で見えてしまったことについて、組織内でどのような対策が検討されたのか、高須氏がどのように関与していたのか、そこが問われています。

2020年11月23日撮影

不正を行った者が刑事責任を問われるのは当然です。リコール制度は地方自治の住民自治を具体化する制度ですから、ここに不正があったとすれば地方自治、民主主義に対する冒涜です。
 しかし、署名担当者が安倍氏の秘書のように罰金刑(偽造だと罰金刑は済まないでしょうが)になればいいというものではなく、一番責任が重いのは高須克弥氏です。そこに刑事責任があるかどうかどうかという問題ではありません。高須氏自身が全容を語る責任があります。
 病気を理由に逃げることは許されません。

 それから河村たかし氏も同じように公的立場にあるものとして関与したのですから、その責任は重大です。
愛知県知事リコール運動の哀れな結末 43万筆は虚像だった

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