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ロイター写真記者、エチオピア当局が拘束 北部紛争を取材


[ナイロビ 28日 ロイター] - ロイターの写真記者クメラ・ゲメチュ氏が先週、エチオピアの首都アジスアベバで治安当局に拘束されたことが家族の話で明らかになった。

当局は家族に対して拘束の理由は説明しておらず、警察はロイターの取材に応じていない。

38歳のクメラ氏はフリーのフォトジャーナリストとして10年にわたってロイターの仕事をしている。

家族によると、10人前後の武装した連邦警察官が24日夕、アジスアベバの自宅からクメラ氏を連れ去った。同氏は起訴されておらず、裁判所は25日、さらに2週間の勾留を認めたという。

ロイターは28日、クメラ氏の拘束を強く非難する声明を発表した。スティーブ・アドラー編集主幹は「クメラ氏は公正で独立性を保ち偏見のないやり方でエチオピアから報道を行うロイターのチームの一員だ。同氏の仕事は専門性と公平性を示しており、拘束される根拠はないと認識している」と主張した。

「ジャーナリストはどこにいても嫌がらせや危害を恐れることなく公共の利益となるニュースを報道することを許されなければならない」とし「クメラ氏が解放されるまでわれわれは休むことはない」と強調した。

クメラ氏はエチオピア政府軍と北部ティグレ州政府を率いるティグレ人民解放戦線(TPLF)の紛争を取材していたが、これが拘束の理由かどうかロイターは確認できていない。

米国務省のナギー国務次官補(アフリカ担当)はクメラ氏の拘束について、「エチオピアにおいてジャーナリストへの脅迫が続いているという報道を極めて懸念している」とツイッターに投稿し、報道の自由を尊重するよう求めた。

*内容を追加しました。

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