記事
  • ロイター

今年の米ファンド、運用成績トップはテック株と仮想通貨関連


[ニューヨーク 28日 ロイター] - モーニングスターによると、今年の米投資信託と上場投資信託(ETF)は米テクノロジー企業と仮想通貨(暗号資産)に集中的に投資したファンドが最も高い成績を挙げた。その一方で石油・ガス関連を中心に運用したファンドは100%近いマイナスとなった。

全般的に高リスク資産で運用したファンドが好成績を残した。最も高いリターンを挙げたグレースケール・イーサリアム・トラストは仮想通貨イーサリアムに投資し、年初から12月9日までのリターンが333.7%となった。

在宅勤務が増える中でテクノロジー企業も好調だった。運用成績2位のバンク・オブ・モントリオール・ミクロセクターズ・FANG+3X・レバレッジドETNと3位のバンク・オブ・モントリオール・ミクロセクターズ・FANG+2X・レバレッジドETNのリターンはそれぞれ301.9%と201.9%となった。いずれも米フェイスブックやネットフリックスなど「FANG」と呼ばれるテクノロジー株にレバレッジをかけて投資した。

レバレッジを活用しなかったアクティブファンドではARKイノベーションETFが143.8%と最も高いリターンを挙げ、141.4%のアメリカン・ビーコンARKトランスフォーメーショナル・イノベーション・ファンドと139.7%のモルガン・スタンレー・インスティテューショナル・ディスカバリーがこれに続いた。

モーニングスターによれば、米国株ファンドの成績上位10本のほぼ全てが組み入れ銘柄を50以下に絞った集中投資型で、一部では資産の10%超を単一銘柄に投資するケースも見られた。

CFRAのETF・投信調査部門トップ、トッド・ローゼンブルース氏は「運用会社が一握りの成長銘柄に大きく賭けてフルスイングすれば、ホームランを狙えるが三振するかもしれない」と語った。

最も成績が振るわなかったのは石油・ガス関連株ファンドでダイレクション・デーリーS&P石油・ガスE&P2X・ETFはリターンがマイナス97.3%、ダイレクション・デーリー・ジュニア・ゴールド・マイナーズ・ベア2X・ETFはマイナス95.5%だった。

アクティブ運用した株式ファンドではハイランド小型株ファンドがマイナス51.1%と最大の落ち込みとなった。

コア中期債券ファンドで運用成績トップはアメリカン・ファンズ・ストラテジック債券ファンドでリターンは17.7%。米国債の組み入れ比率が約43%とベンチマークに沿った運用を行うファンドの2倍となっている。

逆に最も低調だったのはパットナム・モーゲージ・セキュリティーズAファンドでリターンにトップと約18%ポイントの差がついた。同ファンドは現金がおよそ半分を占め、米国債の割合は1%以下だった。

トピックス

ランキング

  1. 1

    「もう終わりだ」Qアノンの落胆

    Rolling Stone Japan

  2. 2

    菅政権が見落とした学者の二面性

    内田樹

  3. 3

    極限の克行氏 真相供述で逆転か

    郷原信郎

  4. 4

    不安煽るワクチン報道に医師呆れ

    中村ゆきつぐ

  5. 5

    ワクチン接種した日本人の感想は

    木村正人

  6. 6

    司法試験 受験者数763人減は深刻

    企業法務戦士(id:FJneo1994)

  7. 7

    伊藤忠変えた利益追求のカリスマ

    ヒロ

  8. 8

    なぜ国会議員は居眠りするのか

    千正康裕

  9. 9

    20年後の日本は「超独身大国」

    PRESIDENT Online

  10. 10

    河野大臣 本人確認の不便さ指摘

    河野太郎

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。