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たべっ子どうぶつのオトナ人気 SNSとキャラの相性が奏功

今やたべっ子どうぶつはブランド化し、子供だけでなく大人にも大人気!

ロングセラー商品「たべっ子どうぶつ」のポップアップショップが12月18日からオープンしている。会場は東京の渋谷、そして大阪は難波。どちらも多くの人々が集まる人気スポットだ。

たべっ子どうぶつは動物の形をしたビスケットだが、近年パッケージに描かれたキャラクターたちのグッズ化が相次いでいる。ぬいぐるみやトートバッグ、フェイスタオルやキーホルダーなどが商品化されており、ポップアップショップでは抱き枕や指人形、バスボールなどが販売されている。

ショップの子供人気は想像できるが、ネットでは《たべっ子どうぶつPOPUP行けた! 3,300円分のお菓子買った》《難波にたべっ子どうぶつのポップアップストアあったからつい買った》と大人からも大評判の様子。さらに《名古屋でも是非とも!!》《山梨でやって欲しいです》と他地域での開催を望む声も上がっている。

他にも、たべっ子どうぶつのグッズは一番くじやカプセルトイにも登場。ヴィレッジヴァンガードやハローキティなどとのコラボが相次ぐだけでなく、たべっ子どうぶつのシリーズ商品「たべっ子水族館」のグッズ化も進んでいる。

今やたべっ子どうぶつはブランド化し、子供だけでなく大人にも大人気のようだ。そこで、製造・販売元である株式会社ギンビスに“オトナ人気”の実情を訊ねてみた。

「ここ数年、ブランド全体の売り上げが順調に伸びています。“巣ごもり需要”もあり、コロナ禍でも人気は衰えていません。やはりキャラクターのグッズ化もプラスに働いているようです」

こう話すのは、広報担当の坂井さん。さらに「グッズの購買層は老若男女、幅広い」といい、続けてこう明かす。

「お菓子のメインターゲットは、未就学児のお子さんと親御さんです。いっぽう上の世代、学生さんや子離れした世代はたべっ子どうぶつから離れてしまいます。その層を取りこぼしていたのですが、グッズ化を機にその世代の方々も再びお菓子を手に取っているようです。

ヴィレッジヴァンガードでの展開は主に学生さんに、そして一番くじは2、30代の女性に特に人気があります。また、カプセルトイは男女問わず熱心に集められるお客様がいらっしゃいます」

グッズ化には、もともとのファンだった大人たちを取り戻すほどの効果が! そこにはSNSの影響も大きいという。

パッケージの動物たちは18年4月から着ぐるみ化されている。そして現在、たべっ子どうぶつの公式Instagramには彼らの可愛すぎる写真の数々が。ライオンやぞう、かば、うさぎの“ほのぼのかわいい”投稿のたびに大量のいいねを記録し、なかには3万もの再生回数を誇る動画もある。

「着ぐるみを使ったSNS展開は、“お菓子のイメージを大切にする”ということを念頭に置いています。ですから、どこかほのぼのする写真が多いんです。

以前もグッズ化したことがあるのですが、話題感はあまりありませんでした。ですが、近年SNSが発達したおかげで、いわゆる“バズった”といいますか。SNSでの着ぐるみの写真をキッカケに、広く知られているのも大きいと思います」

つまりSNSとグッズや着ぐるみの相性がよく、ぴったり時代にハマったということだ。

実はこの動物たち、創業者たっての希望で生まれたものだという。

「もともと創業者は工場で子熊を飼っていたほどの動物好き。当社のロゴマークにクマの絵柄が使われているのは、そのためです。たべっ子どうぶつの発売時、丸や四角といった形のビスケットが主流でしたが、『動物の形がいい!』と決めたのも創業者でした。お子さんや親御さんにとっても、そのほうが親しみやすいのではと考えたようです」

時を超え、子供たちだけでなく多くの大人たちをも魅了するたべっ子どうぶつ。坂井さんは「グッズ化やSNSをキッカケにして、再び商品を手に取り、またファンになってくださる。それはたべっ子どうぶつが“いつもの味”だからではないでしょうか」と推測する。

「再び口にした時『そうそうこの味!』と皆さん懐かしまれていると聞きます。たべっ子どうぶつは発売から42年経ちますが、当時から味もパッケージもほとんど変わっていません。それは、発売時の良さを守り続けるのが使命だと考えているためです」

しかし、“変わらない”という企業努力は至難の業だ。

「40年以上も変わらなくあり続けるのは、とても難しいことです。同じお菓子を作り続けていると、機械は老朽化し、新しいものに変わります。また、原材料も少しずつ変わっていきます。そのため工場の職人たちが味に変化がないか、その舌で毎日確かめています。本当にありがたいことです。

時代に合わせていくのも大事。ですが、弊社はこれからも同じ味を作り続けようと考えております」

快進撃の続く、たべっ子どうぶつ。これからも世代問わず、多くの人々の“ロングセラー”となるだろう。

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