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菅首相は内容がある会見を開くべき

安倍前首相は、「桜を見る会」に関して衆参両院の議院運営委員会に出席した後、説明責任を果たしたので次期衆議院選挙に出馬して国民の信を問いたいと述べました。

野党からの質問に肝心なことは何一つまともに答えず話を逸らしたり不必要に長い答弁を行うなど、相変わらず彼の態度には真摯さが全くなく、呆れ果てるばかりです。安倍前首相については日を改めて書きたいと思います。

さて、菅首相は本日、新型コロナウイルスへの対応を中心として記者会見を行い、国民に対して静かな年末年始を過ごすことを要請すると共に罰則を含んだコロナ特措法改正に意欲を示しました。感染の拡大により政権の支持率が大幅に低下したことでようやく事態の深刻さを認識したようです。

菅首相としては一所懸命国民に訴えたのかもしれないですが、国民からすれば新しい決定を発表されたわけではないので、既に国民の信頼を失った首相からのメッセージが国民の心に響くいたとは到底思えません。

菅首相は、記者から緊急事態宣言なしに国民の行動変容を実現することは可能かと聞かれ可能だと答えましたが、それは希望的観測でしかないでしょう。繁華街の特に若年層を中心とした人手はあまり減っていないし、外食時の飲食行為時以外の常時マスク着用はほとんど定着していないように見えます。

おそらく来週も国内の新規感染者数の値が下がることはないでしょう。政府はクリスマス前から来月上旬にかけて3週間程度の期間の緊急事態宣言を発令し、飲食店の夜間営業自粛と引き換えに潤沢な金銭的支援を行うべきでした。

年末年始に若者がカウントダウンや初詣等の目的で大勢集まり、年明けに感染が急増することを非常に危惧します。首相のメッセージはそれを防ぐのに十分ではなかったと指摘せざるを得ません。

また、変異種への対応や国内におけるワクチン接種の開始に関しても、菅首相はスピード感がある対応を期待できないような答弁を行っていました。相変わらず菅首相には期待できませんが、せめて年内にもう一度記者会見を開いて国民に対してより具体的な行動要請を行い、また検疫の厳格化を発表してもらいたいものです。

少なくとも、年末年始は同居者・パートナー以外に会わないでほしい、初詣などは中止してほしいので国内の寺院・協会などに入場・公開中止を要請することなどは言えるはずです。

鈴木 しんじ
博士(理学)
日本型大統領制を実現するリベラル新党、
政治団体「社会民主進歩党」代表

党公式サイト
https://sdpp.jp/

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