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「いつか子どもが欲しいと考えている女性は検査だけでも」倉持由香が第一子妊娠で知った不妊治療の現実

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BLOGOS読者の皆様、こんにちは! 人妻尻職人の倉持由香です。今年最後のコラムは、2020年を振り返りたいと思います。

コロナ流行直前に挙げた結婚式

2020年に入ってすぐの1月末から結婚式のためにハワイに行きました。その頃はコロナという単語もわからず、知り合いから「空港気をつけてね。なんか中国で肺炎が流行ってるらしいよ」と言われて「そうなんだ〜。マスクしていくか」くらいの認識でいました。日本でもおやおや……? みたいになってきたのは2月頃からですよね。

2月末に東京でギリギリ結婚パーティーを開催して、結婚式の受付に、除菌ジェルやマスクを置いて対策しました。1週間ズレていたら結婚式も結婚パーティーも開催中止になっていたので本当に運が良かったと思います。

倉持由香

結婚式がキャンセルになり、多額のキャンセル料を払った、みたいなニュースをその後たくさん見かけるようになったのですが、あれってなんとかならないのですかね……。

式場側やプロデュース会社側も大変なのはもちろん分かるんですけど、夢の結婚式のために頑張って貯金した数百万という大金が、キャンセル料で消えてしまうのってとても辛いです。せっかくの門出なのに……。

コロナ禍でお仕事が減ってきたなと感じたのは3月中旬。eスポーツイベントのMCが複数入っていたんですけど、全部中止になってしまいました。4〜6月はほぼニートでしたね。1ヶ月に1回、BLOGOSのZoom取材があるのと、時々インタビューがあったくらいで。

それでもコラム系、取材系はありがたかったですね。それがなかったら本当にノーギャラだったと思います。収入が0円なのと、月5〜10万円でも入ってくるのは気持ち的に全然違うので。コラムってありがたい、レギュラーってありがたい……と改めて感じました。

持続化給付金のありがたみを知る


持続化給付金をいただいたのは6月だったと思います。今年の収入はまだ計算してないですけど相当減ったと思いますね……。4〜9月はお給料で家のローンが返せないような状況で、貯金を切り崩して払っていました。

同じような状況だった方も多いと思います。飲食店の方はもっと高いテナント家賃を払っているでしょうし、メイクさんやスタイリストさんも相当きつかったみたいですね。ようやく秋ぐらいになって、お仕事が再開した現場でメイクさんたちと持続化給付金の話を毎回していました。「申請しないと耐えられないね~」って。

グラビアアイドル倉持由香 持続化給付金100万円の受け取りを報告 - BLOGOS

給付金をもらったことがニュースになって、7割ぐらいの方は「偉い! 自営業の方はちゃんと申請しないとね!」っていうプラスの意見だったんですけど「グラドルごときが申請するな」「そもそも普段から貯金をしておけばいいだけの話じゃないですか」ってマイナスのリプも来て。「それ自営業の人すべてに言うの? お店にも言うの?」ってなりました。

「普段から貯金しておけばいい」ってもちろん当たり前なんですけど、そんなことを言い出したら、いろいろな給付金やら助成金は誰ももらえないことになっちゃいますよね……。

日々の税金はしっかり納めて、困った時はきちんと制度を利用して国に助けてもらうで良いと思うんですけど。(もちろん不正受給はダメですよ!)

ただやっぱり、申請方法がわからなくて結局申し込まなかった自営業の方も多そうでした。お金にまつわることは自分でちゃんと調べないとダメだということを今回学びました。


秋頃からだんだんと芸能のお仕事も戻ってきましたけど、スタッフさんの数が必要最低限になったり、スタジオやテレビ局に入る時に必ず検温したり、現場の変化は大きかったですね。スタジオにはアクリル板がありますし、マウスガードも装着してます。あれ、実はすごく息苦しくて大変なんです……。

今年は、よりマルチに活動できる力が必要とされたというか、今までも自分というタレントをゲーム、グラビア、ビジネス、競馬、麻雀といろいろな柱で支えていたんですけど、そういった柱が何本もないとピンチの時に生き残れないと痛感しました。

コロナの影響で家賃が払えなくなって実家に帰ってしまった子もいますし、みんな相当厳しい1年だったろうなと思います。なんとか苦しい2020年をしのげて良かったですね。

第一子妊娠 妊活で知った不妊治療の現実

そして、来年は個人的に大きな変化があります。

現在、第一子を妊娠していまして、5月末に出産予定です! この記事が出るぐらいには安定期に入って、少し落ち着いた頃だと思います。


結婚してから妊活を緩やかに始めていて、アプリでタイミングをチェックしたりとか、身体を冷やさないように気をつけたり、葉酸サプリを飲んだりと頑張っていたんですけど。自己流でやってもなかなか結果が出なくて。

9ヶ月ぐらい経って、これはなにか問題があるのかなと不安になり、病院に行って検査をしました。検査費用っていろいろ高いんですよね。最初の採血だけで3万円くらいかかってびっくり!! 採血だけですよ!?

一体、ここから私はいくらこの病院に払うんだろう……と不安になりました。

不妊治療をスタートするにはお金がかかることはもちろん知ってはいたんですけど、いざ実際、検査の度に一万円札が消えていくと「ひええ、高いなあ……」とはなりますね。

しかも、AMH検査という卵子の残数を調べる検査で「卵子の数が少ないです」と言われてしまって。

当時28歳だったのに、37、8歳くらいの数値結果だったみたいで……。「質が悪いわけではないですよ! 数が少ないだけで!」とお医者さんにフォローされたのですが、結構ショックを受けました。


もし、30歳を過ぎてから病院に行っていたら、「卵子の数、40代の数値です」と言われていたかもしれません。

子どもをいつ産んでもいいし、別に産まなくてもいい時代だと思うんですけど、いつか子どもが欲しいなと考えている女性は検査だけでも先に行っておくのがいいのかなと思いました。

産んでも産まなくてもいいけど、先に検査をしておくと、人生設計も変わる可能性があるので。お金もかかるし、ちょっとハードルが高いかもしれませんが……。もしこのコラムを読んでる女性の中で「いつかは子ども欲しいかなあ〜」と思ってる方がいたら、良ければ検討してみてください。

私は、運良く初回のタイミングで授かることができたので、お財布的にも精神的にも本当に助かりました……!!!

今、政府が不妊治療の保険適用拡大に……と動いてるみたいなので、ぜひそうして欲しいなと思います。

何十万、何百万円と払っても確実に妊娠するとは言えないのが不妊治療。ゴールが見えないマラソンをずっと走ってるような苦しみを味わっている方々がたくさんいると思うので、せめて保険適用されたら少しは不安の解消になるかなと思います。偉い方々〜!! どうかお願いします!!!

出産費用に保育費「自分ごと」になって感じた少子化の原因


それと同時に出産時や育児中の助成金なども増やして頂けたら、少子化解消にはきっと繋がりそうですよね。

当事者になってみたら、国の出産育児一時金42万円では全然足りないことがわかって。「出産費用は助成金でトントンぐらい」みたいなことをなにかで読んだんですけど、東京の病院だと全然足りなくて!

病院の費用はもちろん、保育園の費用も高いんですよ! 「今の時期から保活について調べておきましょう」とたまごクラブに書いてあったのでいろいろ調べてるんですけど、認可保育園や認証保育所に入れなかった場合、認可外保育園は月々10万円超えのところも……。働くために預けるはずなのに、お金がたくさん飛んでいく……!! 恐ろしい……!!

「保育園料ってもっと安くならないのかな?」と思うんですけど、現場の保育士さんはお給料があんまりもらえないってよく言うじゃないですか。一体どこにお金が消えているんだろう……!? 施設代や運営費でいっぱいいっぱいになってしまうんでしょうか……。

自分が妊娠したことで、そういった問題について考えるようになりましたね。

実は妊娠初期の頃に、切迫流産という「流産しかけている状態」だと診断されて安静にしていなくてはいけなかったんです。その間はお仕事もなるべくお休みさせてもらって、ひたすら家で寝ていました。


つわりも、ひどい方に比べたら大したことないって言われそうなんですけど、「吐きそうで吐けないつわり」がずっと続いて。毎日二日酔いみたいな感じで、それはそれできつかったです……。

ムカムカした吐き気もずっとあるんですが、それとは矛盾してジャンクなものが無性に食べたくなって。不思議ですよね。

普段、ハンバーガーは年1回とかしか食べないんですけど、Uber Eatsで週6回ぐらいハンバーガーを頼んでました。今日はマクドナルド、昨日はロッテリア。おとといはモスバーガーみたいな感じで。フライドポテトも今までほとんど食べなかったのに、妊娠してからはLサイズをペロッと1人で食べてました。

最近はつわりも無くなったので『Oisix』などのミールキットを利用したり、なるべく栄養バランスに気をつけた食生活をするようにしています。

来年の5月末が予定日。初産だと早まるのかな、それとも遅くなるのかな? きっとそれぐらいには出産予定です! ただコロナの影響で立ち会いができないみたいで、ちょっと寂しいですね。初めての出産なので不安だし、そばにいて欲しかったんですけど。

出産までまだ半年ぐらいあるので、身体に気をつけつつお仕事は続けていくつもりなので、どうぞよろしくお願いします!

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