イタリアで史上最大級の量の覚せい剤が摘発されたことは日本のマスコミでも報じられていたかと思いますが、al sharq al awsat netは、この覚せい剤はシリアのアサドとヒズボッラーが源であることが判明したと報じています。
記事は数か月前にBBCが、イタリアの財務警察が大量の覚せい剤アンフィタミン(14トンで市場価格は10億ドルに上る由)を押収したと報じていたが、当初この覚せい剤はISが資金稼ぎのために密輸したものと考えられていた(ISはこれまでもかなり広範囲に麻薬取引に手を染めている模様)が、その後詳しい調査の結果、これらはシリアで製造され、ヒズボッラーが密輸に携わっていたことが判明したと報じています。
イタリア警察は、この覚せい剤の製造は当初レバノンを主たる基地として行われ、ISがその商売に関係していたとしている由(確か数年前だったか、このブログでもレバノンで警察がテロリストから大量の麻薬を押収したという記事を紹介した記憶がある)