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コロナ禍で休退学5千人超 大学は対面授業に苦悩

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、10月までに大学・大学院を退学したり休学したりした学生が、少なくとも計5238人いることが、先週18日、文部科学省の調査でわかった、と報じられています。

文部科学省が、全国の国公私立大に調査したところ、4~10月に新型コロナの感染拡大の影響を受けて、中退した学生・大学院生は1038人、休学は4205人に上りました。

文科省は、学びの継続への支援として、バイト収入が大幅に減った学生などへ無利子の奨学金の再募集を行い、就職内定が取り消された学生などがやむを得ず留年する場合、奨学金の貸与期間を1年延長する、と発表しました。

病気や災害で親を亡くした子どもの進学を支援する「あしなが育英会」によると、奨学金を支給している高校生と大学生、その保護者を対象に新型コロナの影響を尋ねたところ、大学生の4人に1人が、「退学を考えたことがある」と答えています。

大学を辞めても、雇用環境は悪く、どのように生活をしていくか大きな不安がある、と思います。

文科省には、しっかり対応してもらいたいと思いますし、各大学にも、学生の状況を把握し、政府に状況を伝えて、必要な政策に結び付けてもらいたいものです。

困っている学生が、支援を受けやすい制度を作り、周知することを望みたいと思います。

一方、大学は、対面授業を増やすか、オンライン授業を続けるか、苦悩している、ということです。

ウイルス感染から安全なためには、オンラインがよいわけですが、本来の教育や大学生活を一部の学生から求められているそうです。

文部科学省は、昨日23日、対面授業が少ない大学名を公表して、対面授業を促しました。

文科省は、9月時点で、後期の対面授業の割合が5割未満の見込みとした大学や高等専門学校など計377校を公表し、10月20日時点の対面とオンラインの比率などを大学ごとに紹介しました。

対面が5割未満だった大学は187校。

ほぼオンラインと答えた早稲田大学は、その理由を「5万人が在籍し、首都圏の電車、バスの混雑につながり、クラスター(感染者集団)や家庭内感染の要因になりやすい」と説明しています。

対面が3割程度の九州大学は、8月にクラスターが発生していて、対面授業の積極導入を判断できない、としています。

ほぼオンラインの学習院大学は「国が、対面授業を受けても安全であることを丁寧に説明する必要がある」としていて、その通りだと思います。

人生で一度しかない学生生活を、多くの学生が体験できるためには、とにかくコロナ感染拡大を抑える必要があり、ワクチンの動向に注目したいと思います。

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