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米国のコロナワクチン接種、年内目標達成できない可能性


[23日 ロイター] - 米国では約1週間前に新型コロナウイルスのワクチン接種が始まったが、予定通りに進んでいない。政府は年内に2000万人の接種を目指すが、達成できない可能性がある。

米食品医薬品局(FDA)は今月11日にファイザーと独ビオンテックの共同開発した新型コロナワクチンの緊急使用許可を承認し、医療従事者を中心に先週から接種が始まった。

23日午前時点でファイザー製ワクチンの接種は約100万回で、先週の最初の出荷分の3分の1程度に留まっている。当局はモデルナのワクチンの緊急使用も認可しているが、米疾病管理予防センター(CDC)によると、ファイザーとモデルナのワクチンを合わせて950万回分のワクチンが各州に出荷されている。

モデルナのワクチンは医療機関での接種が始まっているが、CDCは接種状況データをまだ公表していない。接種が行われてからデータが公表されるまでには時間差があるとみられる。

第1週目には、約290万回分のワクチンが出荷されたが、接種は61万4000回に留まった。医療機関によると、14日から始まったワクチン接種はスタッフの確保や感染対策の徹底などに手間取っているという。初日の接種が100回に留まった医療機関もあったという。

米政府は、年内中に2000万人の接種を目指す。今週約590万回分のモデルナのワクチンと、200万回分のファイザー/ビオンテックのワクチンが出荷される予定。

政府の新型コロナウイルスのワクチン開発を加速する「ワープ・スピード作戦」のスラウイ首席顧問は電話会見で「われわれに確約できるのは、ワクチンを入手可能にすること。実際に接種に至るまでの過程は予想より進展が遅い」と述べた。

2月には、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とアストラゼネカがそれぞれ開発するワクチンが承認される可能性がある。

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