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こんな御人たちを政治家にしたことがいけない〜戦慄を覚える自民党系保守系議員の釈明

今回は小ネタです。

まずは竹本直一前IT相(80)です。

竹本直一氏は、2019年(令和元年)9月11日、第4次安倍第2次改造内閣においてIT政策担当大臣と科学技術政策担当、宇宙政策担当、クールジャパン戦略担当、知財戦略担当の特命担当大臣として初入閣しました。

戦後、最高齢の78歳で初入閣です、ものすごい長きにわたって大臣待望組でしたが、本人の能力の問題か適任の席がなかなか得ることができず、ギネス記録並みの最高齢でようやくゲットできたのが、なんとITの知識など皆無なのに、IT政策担当大臣です。

(関連記事)
竹本科技相ホームページ、数カ月前から閲覧不能 「大丈夫か」など書き込み急増
https://mainichi.jp/articles/20190912/k00/00m/010/237000c

当時、竹本氏は「日本の印章制度・文化を守る議員連盟」(自民党はんこ議連)の会長を務めており、アナログ派本流の政治家であり、IT担当大臣就任時(2019年9月12日)においての記者会見でデジタル化推進との利害対立について思いっきり突っ込まれ、その後、はんこ議連会長を自ら辞職しております。

悲しいかな、これまでの日本の政治の中で、IT担当大臣は重要視されてはきませんでした、大物政治家は選ばれず、どちらかと言えば大臣希望組政治家などが待ち行列を経て就任されるのでした。

さて時は流れて令和2年、コロナ禍の今日です。

竹本直一前IT相(80)の後援会が18日夜、大阪市内のホテルで政治資金パーティーを開いたことが判明しました。

会食はホテル内の円卓が並ぶ宴会場に移って開かれ、約80人の参加者に料理やアルコールが振る舞われ、会費は2万円で、参加者には「『令和二年忘年会』にご出席を賜り、誠に有り難うございました」などと書かれた竹本氏の署名入りの礼状が渡されたと、毎日新聞がスクープしています。

(関連記事)
竹本直一前IT相の後援会が80人参加パーティー 飲酒伴い、礼状に「忘年会」
https://mainichi.jp/articles/20201219/k00/00m/040/193000c?cx_testId=96&cx_testVariant=cx_5&cx_artPos=1&cx_type=collabctx&cx_recsMode=collabctx&cx_testId=96&cx_placement=1000&cx_campaign=5#cxrecs_s

さて、党内では、約1週間前に8人程度で会食した菅義偉首相が批判を浴び、忘年会や会食の自粛が相次いでいたさなかの出来事です。

開催を主催した竹本氏の秘書は、毎日新聞の取材に「認識が甘かった」と陳謝いたします。

ここまではよろしいのです、ここまでは。

いや政府は感染リスクが高い「5人以上」の会食自粛を国民に呼びかけている中で、国民に範を示すべき政治家が、80人もの酒を伴う「忘年会」を安直に開いたこと自体は責められるべきですが、別に犯罪行為ではないのですから、国民に陳謝して脇が甘かったことを猛省していただければよろしいのです。

だが陳謝したのは竹本氏の秘書であり、ご本人ではありません。

毎日記事によれば竹本直一前IT相は「私に責任はない」と、こうのたまっています。

「アルコールが入って飛沫(ひまつ)が飛び交う環境は避けるべきだったが、会食の開催自体を知らず私に責任はない」

なんでしょう、この政治家としての空気の読めなさ、危機感のなさは。

この危機的シチュエーションにおいて「私に責任はない」と言い放つ、竹本直一前IT相のその政治家としての大局観の無さ、状況把握能力の低さに、私は戦慄を覚えるのです。

だって、この政治家の言動に言葉をうしなう、この既視感(デジャブ)・・・

初めてではないのですもの。

こんな御人を大臣にした安倍政権がいけないです。

こんな御人を政治家にした衆院大阪15区の有権者がいけないです。

あきれて物も言えないとはこのことです。

ん?

別件です、愛知県西尾市の自民党系市議会議員14人が宴会を開いていた問題で、コンパニオンを呼んだのは感染防止策の一環だったと釈明します。

愛知県西尾市議会「市民クラブ」・小林敏秋会長:「コンパニオンにつきましては議員の皆様が立ったり座ったりするのは感染しやすいのではないかということで、なるべく席は立たずにコンパニオンさんにビールなり焼酎を運んで頂くということで議員の皆さんがコロナにかからないようにという配慮だった」

(参考記事)
コンパニオンで感染防止? 市議14人宴会問題で釈明 より
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000202070.html

コンパニオンを呼んだのは感染防止策の一環、「議員の皆さんがコロナにかからないようにという配慮」(小林敏秋議員)だと釈明しています。

コロナ禍での自民党系保守系議員がらみの「宴会」騒ぎが相次いで報じられています。

「宴会」そのものよりも、発覚後の当事者たちの釈明に、私は戦慄を覚えるのです。

「私に責任はない」

「議員の皆さんがコロナにかからないようにコンパニオンを呼んだ」

いずれの政治家もこのような不埒な戯言を真剣に発言しているところが、政治家として致命的です。

こんな御人たちを政治家にしたことがいけないのです。

私も含めて私たち有権者の責任です。

ふう。

(木走まさみず)

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