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「国の背骨が折れるんじゃないか」細野豪志衆議院議員が語った福島第一原発事故の壮絶さ

 19日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、衆議院議員の細野豪志氏が東日本大震災における福島第一原発の事故への対応にあたった日々について振り返った。

 この日は「福島原発トリチウム処理水 海洋放出に賛成? 反対?」と題して、事故からまもなく10年が経つ福島第一原発から発生した「汚染水」を処理して専用タンクに保管されている「処理水」を最終的にどうすべきなのかについて、細野議員やアップアップガールズ(2)・高萩千夏をはじめ、関係者たちをゲストに招いて議論を交わした。

 細野議員は、3月11日の大震災発生時には内閣総理大臣補佐官を務めていた。福島原発の1号機、3号機の水素爆発のときには首相官邸で情報収集と事故対応に追われ、3月14日には故人である福島第一原発の吉田昌郎所長から「もうだめかもしれない」という電話を直接受けたという。

▶映像:細野衆議院議員が語る福島第一原発の事故当時の様子(19分25秒頃~)

 その後東京電力が撤退を匂わせると、当時の菅直人総理大臣が「撤退はあり得ない」と東電のなかに「統合対策本部」を設置し、細野議員は事務局長に就任。6月に原発事故収束担当大臣に就任をするまで東電に常駐して東電とともに事故対応にあたっており、竹山は「政治家のなかでも福島第一原発について、もっともよく知る政治家の方だと思います」と紹介をした。

 細野議員は当時について「いろいろなことを思い出します」と振り返ると「水の問題はトラウマ」だと告白して、当時は高濃度の汚染水の発生について国際的に非難を浴びており「なんとかそれを止めろ」というミッションを課せられ、あらゆる手段を実施していったという。

 最終的に汚染水の流れを止められるまで、細野議員はほとんど眠れない日々をすごしたという。特に3月14日から、3月17日にヘリで燃料プールへ放水をするまでについては「克明に全部のシーンを覚えている」と告白して「人間の記憶は面白くて、ある一時期の濃い記憶は忘れないんです」と説明した。

 しかし「一方で、ちょっと暫くなにもないと、そのときの記憶が全部飛んでるんです。3月の13日なんかはほとんどの記憶が飛んでいたりする」と「なんとか水素爆発を止めよう」と尽力していたものの、新しい出来事があまりなかった日については記憶が残っていないという。

「14日から17日はなんというか……表現がなかなか見つからないんだけど『国の背骨が折れるんじゃないか』みたいな、そんな感じでやってました」と、危機感を持って対応に当たっていたと振り返っていた。

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