記事
  • ロイター

米財務省主導の作業部会がMMF改革訴え、大量解約に伴うリスク警戒


[ワシントン 22日 ロイター] - 米財務省が肝いりとなって金融市場が抱える問題点の洗い出しをしている作業部会は22日公表した報告書で、マネー・マーケット・ファンド(MMF)の大量解約に伴うリスクを減らす改革を進めるべきとの見解を示した。

今年3月、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに金融市場から一気に資金が逃げ出し、当局が市場安定化のため介入せざるを得ない事態が発生。中でも毎日解約が可能で短期の手元流動性保有が少ないMMFでは、預かり資産に占める流出額の割合が2008年9月の金融危機時を上回り、脆弱な構造があぶり出された。

このため作業部会は、解約ルールの厳格化やMMFの自己資本基準強化など幾つかの案を提示した。ただ、どれが最適かについて明言を避け、さらなる議論を呼び掛けた。

バイデン次期大統領が財務長官に指名したジャネット・イエレン氏は、MMFを含めた「影の銀行(シャドーバンキング)」の監督も託されるとみられており、今後MMF改革が加速する可能性もある。

ブラウン・アドバイザリーの債券担当責任者兼ポートフォリオ・マネージャー、トム・グラフ氏は「イエレン氏はこの問題に取り組むのに適している。短期金融市場のあらゆる問題に精通している」と語った。

バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)の米金利戦略担当責任者、マーク・カバナ氏は、作業部会が提示した案は今後の市場のストレス緩和に寄与するとの見方を示した。議論は始まったところだが、今回の報告書は「改革推進に向けた重要なステップだ」と指摘した。

トピックス

ランキング

  1. 1

    不安煽るワクチン報道に医師呆れ

    中村ゆきつぐ

  2. 2

    極限の克行氏 真相供述で逆転か

    郷原信郎

  3. 3

    老害タグを茂木健一郎氏が批判

    BLOGOS しらべる部

  4. 4

    電通本社ビル売却検討 何が衝撃?

    かさこ

  5. 5

    政治に怒らぬ若者 そのワケは?

    BLOGOS編集部PR企画

  6. 6

    菅政権が見落とした学者の二面性

    内田樹

  7. 7

    五輪中止で32年開催狙うか 英紙

    ロイター

  8. 8

    河野大臣 本人確認の不便さ指摘

    河野太郎

  9. 9

    ワクチン接種した日本人の感想は

    木村正人

  10. 10

    「もう終わりだ」Qアノンの落胆

    Rolling Stone Japan

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。