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来年度予算案 未曽有の巨額支出

政府が、昨日21日閣議決定した、2021年度予算案は、総額106兆6097億円と未曽有の規模に膨らんでいます。

先週決めた今年度3次補正予算案と合わせて「15ヶ月予算」としていて、それを加えると、同じく15ヶ月予算だった今年度より16兆円も多くなっています。

もちろんコロナの非常時で、それへの予算が増えるのは当然かと思いますが、便乗する与党の圧力に財務省は防戦一方で、巨額支出がなし崩し的に決まった、と報じられています。

困ったものです。

国土強靭化を主張する二階幹事長をはじめとする与党の攻勢によって、公共事業費は当初予算では6兆円あまりで前年度比で減っていますが、それは見かけだけで、具体的な使途があいまいなまま3次補正予算案に、当初は3年間で12兆円とされていたものが、5年間で15兆円に増やされています。

また、国会を軽視して、議論なしに政府が使える予備費も、2次補正の10兆円に続いて、さらに5兆円が積み増されています。

コロナ禍で来年度の税収は2020年度比で10%減る見通しです。

新規国債の発行額は、11年ぶりに増加し、43兆円になり、全体の4割を借金に頼ることになります。

コロナ対策で必要なものには、しっかり予算をつけてもらいたいですが、便乗して大盤振る舞いをして、次の世代にツケをどんどん積みますことには、しっかりしたチェックが必要だと思います。

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