記事
  • Willy
  • 2012年11月18日 08:31

アメリカの事務手続きの不確実さ

今日、移民局に提出するための書類を医師からもらってきた。ちなみに数日前に医師の記入ミスがあったため、昨日訂正されたものを受け取って来たばかりなのだが、今日は何故か「もう一度準備したから受け取りに来い」という連絡があった。結局もう一通もらってきたが、どちらを提出しても良いとのこと。 何がなんだか分からない。

書類は厳封されているのだが、今回は内容を確認できるようにそのコピーが添えてある。書類はレターサイズで4枚のはずなのだが、コピーを見たら2枚目が抜けており、全然関係ない別の人の検査結果が4枚目の後に入っている。

仕方が無いので、厳封されたうちの新しい方を開けたところ、コピーにはなかった2枚目もちゃんと入っており、誤ってコピーされた書類は、ホッチキスの痕跡から新しい方だけに入っていることが推察されたので昨日のものは問題ないと判断しそのまま出すことにした。

今回の件に限らず、米国の事務手続きの不確実さには枚挙に暇がない。

-- 勤務先の大学には出版社から教科書が届くのだが、過去、きちんと手元に届いたのは約半分である。

-- 自宅から送受信した手紙等が、過去何度か紛失している。紛失に気付かないことも多いから、実際にはもっとなくなっているだろう。

-- 娘が生まれた際、子供と親の名前が地元の新聞に小さく載ったが、親の名前のスペルが間違っていた。

-- 不動産を買う際、書類1枚の不動産契約書にはほんの数箇所しか記入するところがないのに、不動産エージェントが頻繁に間違えていた。しかも、購入する不動産の住所が違うとか購入者の氏名が違うなどの重大な誤りである。

-- カナダに行って、米国に再入国した際、入国審査官が記入したビザステータスと有効期限が両方間違っていた。私の時はその場で気付いて直してもらったが、知り合いは同様のケースで気付かずに次の入国の際に揉めたらしい。

-- 妻は食料品店で買い物をするとレシートをチェックするが、しょっちゅう打ち間違いがある。間違いを見つけるたびにサービスカウンターに訂正を依頼するが、あまりに頻繁なため、サービスカウンターの対応が段々おざなりになったそうだ。

一般的に言って、米国人はやることはそんなに遅くないが、正確性は恐ろしく低い。米国では、事務が確実に行われたかどうか確認すること、なるべく依頼を単純化し介在する人数を減らすこと、が大事である。

電子メールやWeb上の手続き、電子商取引などが米国で早く普及したのも、こうした事務の不確実さが理由の一つになっているのだろう。

あわせて読みたい

「アメリカ」の記事一覧へ

トピックス

  1. 一覧を見る

ランキング

  1. 1

    「FIREブーム」は昭和バブル期のフリーターブームに似ている

    内藤忍

    09月18日 14:15

  2. 2

    自民党総裁選 所見演説や記者会見等 候補者4名の中で「高市ピカイチ」

    赤池 まさあき

    09月18日 14:39

  3. 3

    先進国唯一の異常事態 「安値思考」から抜け出せない日本 - 渡辺 努 (東京大学大学院経済学研究科教授)

    WEDGE Infinity

    09月18日 10:45

  4. 4

    新型コロナの影響で「九九」の勉強がおろそかに 顕在化するコロナ禍の子どもへの影響

    石川奈津美

    09月17日 08:07

  5. 5

    堀江貴文「コロナ禍に資格の勉強を始める人が見落としている根本的な間違い」

    PRESIDENT Online

    09月18日 14:24

  6. 6

    東京都医師会の尾崎会長 自身の医院でなぜ陽性者を受け入れていないのか

    NEWSポストセブン

    09月18日 17:04

  7. 7

    9月にバラエティが続々終了 最終回を民放各局が注視する理由

    NEWSポストセブン

    09月18日 10:08

  8. 8

    男性パートナーの得意な家事「皿洗い」に女性は不満?意識のギャップを防ぐカギは【9月19日は育休を考える日】

    ふかぼりメメント

    09月18日 08:50

  9. 9

    自民党政権の危機管理の失敗【2】後悔のない対策

    山内康一

    09月18日 08:43

  10. 10

    「河野首相だけは絶対に阻止すべし」自民党の実力者4Aが密約を交わした残念すぎる理由

    PRESIDENT Online

    09月18日 10:48

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。