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米経常赤字、第3四半期は10.6%増 12年超ぶり高水準


[ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日発表した第3・四半期の経常収支は、赤字額が前期比10.6%増の1785億1300万ドルと、2008年第2・四半期以来、12年超ぶりの大幅な赤字額となった。個人消費が過去最大のペースで持ち直す中で輸入の増加が輸出の増加を上回った。市場予想は1890億ドルの赤字だった。

第2・四半期の赤字額は当初発表の1705億4100万ドルから1613億6200万ドルへ改定された。

経常赤字の規模は第3・四半期国内総生産(GDP)の3.4%に当たる。第2・四半期の3.3%から上昇したほか、08年第4・四半期以来の高水準。それでも、原油や石油製品の純輸出国となったことから、05年第4・四半期のピーク6.3%を下回っている。

モノの輸入は944億3000万ドル増の6027億0100万ドルと、19年第4・四半期以来の高水準となった。新型コロナの感染拡大を抑えるための封鎖措置が緩和された後、繰延需要により乗用車を中心に広範な項目のモノが輸入された。

サービスの輸入は65億4200万ドル増の1076億8800万ドルだった。研究開発のライセンスを中心とした知的財産に関する費用が増加した。海上輸送と個人旅行も増えた。

個人消費は第2・四半期に年率33.2%減と過去最大の落ち込み後、第3・四半期は年率40.6%増と過去最大の伸びを記録。政府による3兆ドルを超える新型コロナ支援策が追い風だった。

モノの輸出は684億900万ドル増の3571億3500万ドルだった。自動車・同部品を中心に広範な項目のモノが増えた。輸出は第2・四半期に、国外の封鎖措置が影響して急減していた。

サービスの輸出は28億4200万ドル増の1648億4600万ドル。研究開発ライセンス料が主な押し上げ要因だった。一方、教育目的の旅行は減った。

配当や従業員報酬などを示す第1次所得収支の収入は267億5200万ドル増の2386億9600万ドル。投資収益が増えたことが主な押し上げ要因だった。

政府補助金や年金、罰金・違約金、海外就業者の送金を示す第2次所得収支の収入は14億1200万ドル増の353億2400万ドル。民間部門の罰金・違約金が主な押上げ要因だった。

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