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午後3時のドルは103円前半、売りは小康状態


[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日NY市場午後5時時点に比べドル高/円安の103円前半。国内勢の買い需要に加え、英ポンドや豪ドルに対するドルの上昇がドル/円にも波及し、ドルは小じっかりの展開となった。

ドルは早朝の安値103.09円から徐々に買い進まれた。仲値公示付近までは国内勢のドル買いフローが上昇を先導し、午後に入ってからは欧州通貨の反落、特に英ポンド安/ドル高がドル/円に波及する格好で、ドルは103円半ばまで反発した。

リフィニティブによると、英ポンドは朝方に高値1.3590ドルを付けた後、売られ続け、一時1.3520ドルまで下げた。

背景は、欧州連合(EU)と英国が17日、通商協議について悲観的な見通しを示し、ジョンソン英首相の報道官が、EUが「大幅に」立場を変えない限り合意に達しない可能性が「非常に高い」と述べたこと。

豪ドルは朝方の0.76ドル前半から0.75ドル後半に下落した。

ユーロは朝方に付けた2年8カ月ぶりの高値1.2273ドルから反落した。前日ほぼ6年ぶりの高値を付けたスイスフランも小幅に反落した。

フラン高のきっかけは、米財務省が16日、貿易相手国の通貨政策を分析した半期為替報告書を公表し、スイスとベトナムを「為替操作国」に指定したこと。

スイス国立銀行(中銀)は17日、超緩和的な金融政策の維持を決め、為替介入を継続する用意があることも明らかにした。

日銀は17―18日に開いた金融政策決定会合で、新型コロナウイルス対応の特別プログラムの期限を来年9月末まで延長することを決定した。従来は来年3月末が期限だった。為替市場は日銀の決定に反応薄だった。

ドル売りは、きょうは小康状態となったが、ドルの先安観は依然根強いという。

先安観の背景には、16日まで開催されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和(QE)政策が長期化するとの市場の見通しが裏付けられたことや、最近発表された経済指標でユーロ圏の景気回復が米国に先行するとの見方が広がっていることなどがある。

一方、米議会指導部による9000億ドル規模の新型コロナ追加景気対策を巡る協議は、合意に向け前進しているものの、つなぎ予算が切れる18日深夜までに合意できるかどうか不透明な情勢となっている。

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 103.43/45 1.2242/46 126.63/67

午前9時現在 103.14/16 1.2259/63 126.45/49

NY午後5時 103.10/13 1.2266/70 126.46/50

(為替マーケットチーム)

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