ここに来て自民党の国会議員が次々に忘年会をキャンセルしているようである。
多分、新年会も大分なくなる。
支持者固めに忘年会や新年会は実に重要な役割を果すのだが、さすがに今の情勢では多人数での会食は憚られる。
二階派の忘年会をはじめ、自民党の各派閥の事務総長クラスを集めての懇親会等も相次いでキャンセルをなっているようだから、自民党の皆さんの気勢が大きく殺がれたことは否めないだろう。
主催者本人不在のままに政治資金パーティを開催した向きもあるようだが、今の時期にうっかり政治資金パーティなど開催したら間違いなくマスコミの格好の餌食になるだろうから、大方の自民党の国会議員にとっては前代未聞の寂しい年末年始になりそうだ。
二階さんも官邸も、口ではそれなりに危機感を煽っていたが、実際には緩んでいたのだろうと思う。
どこか高を括っていたのだろう。
菅さんの会食の入れ方は、実に凄まじかった。
多分、二階さんもどんどん会食の機会を作っていたのだと思う。
一般の国民には4人以下での会食を呼び掛けておきながら、国会議員の自分たちは平気でそれなりの人数での会食をあちこちで続けていれば、いずれ、一般の国民から批判を浴びることになるのは当然だった。
ここは、しっかり反省した方がいい。
緩んでしまっていた皆さんが、悪い。
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- 2020年12月17日 14:36