7人で会食したということで菅さんを批判する論調の人が一気に増えたような印象だが、3日もすれば別の話題に変わるはずだ。
今は、火に油を注ぐようなことをしないように注意することだ。
自民党の国会議員に、打倒菅!の旗印を掲げて蹶起を促す識者の方が現れたが、今の状況で打倒菅!のスローガンで蹶起するような自民党の国会議員は一人もいない。
菅さんは、自民党の国会議員一人一人の生殺与奪の権限を持っているわけではないが、7年8か月もの長期間にわたって官房長官の職にあったのだから、一人一人の国会議員の強いところも弱いところも相当知っているはずである。
叩ぎ上げと言われる菅さんは、相当強い。
どこをどう動かせばどうなるか、ということが相当見えているはずだから、少々叩かれたくらいではめげないと思っていた方がいい。
これからの菅さんは、益々強くなる。
衆議院の解散・総選挙を目前にして、公認権を持つ菅さんに面と向かって立ち向かってくる自民党の国会議員がいるとは、とても考えられない。
強い強いと言われる二階幹事長も然り。
最近、自民党の選挙対策委員長の山口泰明氏との会談が目立っているが、選挙を目前にした一人一人の国会議員は案外弱いものである。