
[ロンドン 15日 ロイター] - 英鉱業大手アングロ・アメリカン傘下のデビアスは15日、ボツワナ政府との10年間のダイヤモンド販売契約に関する合意を、1年間延長したと発表した。
新型コロナウイルスの世界的流行で、物流面に支障が出ており、交渉には時間を要すると説明した。
ボツワナ政府はデビアス株の15%を保有。新型コロナが猛威を振るう中でダイヤ販売は急減しており、同社は事業再編を余儀なくされている。
現行契約は2011年に合意したダイヤ原石販売に基づき、デビアスとボツワナ政府の合弁企業デブスワナが生産したダイヤは全て、デビアスに販売されることになっている。契約期限は20年末だが、21年末に先送りされる。