記事

米グラミー賞、ノミネートアーティストが多様性の欠如を理由に選考辞退

1/2
2021年米グラミー賞の最優秀チルドレンズ・アルバム賞にノミネートされたアーティスト3組が選考辞退を申し出た(Don Emmer/AFP/Getty Images)

2021年米グラミー賞の最優秀チルドレンズ・アルバム賞にノミネートされた5組のアーティストのうち、3組が選考の辞退を申し出た。

今回、最優秀チルドレンズ・アルバム賞を辞退したアーティストは、ラステア・ムック・アンド・フレンズ、ザ・オーキー・ドーキー・ブラザーズ、ドッグ・オン・フリーズら3組。

Pitchforkのレポートによると、彼らの選考自体は多様性の欠如が理由だと伝えられている。彼らは、連名でレコーディング・アカデミーに送った手紙をInstagramに投稿した。

関連記事:米グラミー賞「アーバン・コンテンポラリー」名称問題、「プログレッシブR&B」に変更

彼らによると「黒人、褐色系、白人の同僚たちや家族たちと話し合った結果、ノミネーションを辞退することが最も良い方法だとの結論に至った。最終の投票から私たちの名前を削除してくれるよう、謹んで依頼した」とのことである。

彼らはレコーディング・アカデミーと審査委員たちに謝意を示す一方で、「今年はもちろん、歴史的に見て、あまりにも多くの女性や有色人種、特に黒人のパフォーマーを見落としてきた審査を考えると、そこから利益を得ることは私たちの良心に反する」と、付け加えた。

アーティストたちは更に、今年の審査においてノミネートされた女性はジョアニー・リーズだけで、全5組のノミネートアーティストたち全員が白人であることを指摘している。さらに、過去10年間を通して、黒人が主導または共同で率いたものがわずか6%、黒人以外の有色人種によるものは8%、女性が主体となったものは約30%に過ぎない、と報告。

「これらの数字はどんなカテゴリーにおいても失望させられうるものでしょう。パフォーマーが公正に、優しく振舞うべきジャンルにおいて、そして子供たちの約半分が有色人種である国において、しかも人種やジェンダーといった問題に対して国を挙げて清算を行ってきた後になって、こうした数字は到底受け入れることができない」と、語った。

あわせて読みたい

「グラミー賞」の記事一覧へ

トピックス

ランキング

  1. 1

    菅首相発言に漂う日本崩壊の気配

    メディアゴン

  2. 2

    渡邉美樹氏 外食産業は崩壊危機

    わたなべ美樹

  3. 3

    電車止めない政府 危機感の甘さ

    諌山裕

  4. 4

    青学・原監督の改革を学連は黙殺

    文春オンライン

  5. 5

    印象論で政権批判 NEWS23に苦言

    和田政宗

  6. 6

    なぜ日本経済は低成長に喘ぐのか

    澤上篤人

  7. 7

    母親が米議会乱入「地に堕ちた」

    Rolling Stone Japan

  8. 8

    大戸屋TOBは企業「乗っ取り」か

    大関暁夫

  9. 9

    尾身会長が求めるリーダーの姿勢

    BLOGOS しらべる部

  10. 10

    諸行無常なオタ活に感じる輝き

    シロクマ(はてなid;p_shirokuma)

ランキング一覧

ログイン

ログインするアカウントをお選びください。
以下のいずれかのアカウントでBLOGOSにログインすることができます。

コメントを書き込むには FacebookID、TwitterID のいずれかで認証を行う必要があります。

※livedoorIDでログインした場合、ご利用できるのはフォロー機能、マイページ機能、支持するボタンのみとなります。