
[14日 ロイター] - 米バイオ医薬品大手モデルナは14日、同社の新型コロナウイルスワクチン候補の申請前の協議に関連した文書がサイバー攻撃で不正アクセスを受けたと欧州医薬品庁(EMA)から伝えられたと明らかにした。
EMAは今月9日、同機関がサイバー攻撃の標的になったと発表。米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは、この攻撃により、新型コロナワクチンの開発に関する資料が不正にアクセスされたと明らかにしていた。
モデルナは、EMAへの申請資料には被験者を特定する情報は含まれておらず、現時点で被験者が特定されたという情報はないと説明した。