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インタビュー:ブラジルのコロナワクチン一斉接種、開始は3月以降=国立研幹部


[リオデジャネイロ 14日 ロイター] - ブラジルの国立生物医学研究所、オズワルドクルズ財団(FIOCRUZ)の保健衛生担当幹部はロイターのインタビューで、同国で新型コロナウイルスワクチンの一斉接種が可能になるのは来年3月以降で、英アストラゼネカのワクチンが主に使われるとの見通しを示した。

ブラジルのコロナによる死者は18万人を突破し、米国に次ぎ世界で2番目に多い。米英が米ファイザーのワクチンによる接種を開始したことを受け、ブラジル保健省にはワクチン接種の早期開始への圧力が強まっており、政府がこれまで確保したワクチンの種類が限られていることにも批判が集まっている。

オズワルドクルズ財団のマルコ・クリーガー氏は「これは100メートルの短距離走ではない。われわれはマラソンに備えている」と強調。

同財団は、アストラゼネカのワクチンの受託生産で合意。同氏によると、2021年上半期に1億回分を供給し、下半期には1億1000万回分の供給を予定しているという。国家衛生監督庁(ANVISA)がワクチンを承認するタイミングにも左右されるとした。

ブラジル政府は6月にワクチン原液の調達と生産技術の移転について、アストラゼネカと総額19億レアル(3億7160万ドル)の契約を結んだ。だが、世界の最有力候補とされていた同ワクチンより先にファイザーのワクチンが英国で実用化された。

ブラジル政府はファイザーと7000万回分強の調達について趣意書を交わした。ただ、政府のワクチン普及計画によると、来年の1─3月に供給されるのは200万回分にとどまる見通し。

一方、サンパウロ州は中国バイオ製薬会社、科興控股生物技術(シノバック)のワクチンを確保している。

クリーガー氏は、アストラゼネカのワクチンが今後も同国にとって最も重要であり続けるだろうと指摘。ただ、「ウイルス流行を大幅に抑えるのに十分なワクチン普及のレベルに達するのは、早くても来年下半期になるだろう」とし、21年半ばまでに人口の30─40%が接種を受ける可能性があると述べた。

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