政府は「GoToトラベル」について、全国で今月28日から来年1月11日まで一斉停止する方針を固めた。
先週11日にニコニコ生放送に出演した際、GoToキャンペーンの見直しについて「考えていません」と話していた菅総理。テレビ朝日政治部で総理官邸を担当する大石真依子記者は「全国一斉に止めるという判断には驚いた」と話す。
「自身の肝いりの政策でもあるし、なるべくなら止めたくないというのが本音だったと思う。政府としてもGoToトラベルが感染拡大につながっているというエビデンスはないという姿勢だったし、今朝の段階でも、ある政府高官は“GoToトラベル全体は引き続きやればいい”と話をしていた。ただ、中止すべきとの世論の高まりや内閣支持率の低下、さらにニコニコ生放送の出演後の閣僚や厚生労働省の事務方との協議などを経て考えを巡らせた結果の、苦渋の“政治決断”だったようだ」。
このあと赤羽一嘉国土交通大臣、西村康稔経済再生担当大臣、そして東京都の小池百合子知事が相次いで記者会見を開く予定だ。(ABEMA NEWS)