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OPEC、21年需要見通し再び引き下げ コロナ打撃残る=月報


[ロンドン 14日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は14日に公表した月次報告で、2021年の世界原油需要見通しを前年比日量590万バレル増の9589万バレルと、11月の見通しから35万バレル下方改定した。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による打撃が残ることが背景で、OPECとロシアを含む非加盟国で構成する「OPECプラス」が相場の下支えに実施している協調減産の取り組みを難しくすることになる。

需要の回復が弱含む見通しから、OPECプラスはすでに21年から予定していた増産ペースを落とすことを決めていた。OPECプラスは16日に市況について協議する。

原油価格は1バレル=50ドルを超え、3月以来の高値を付けている。欧州の主要経済国がロックダウン(都市封鎖)措置を維持する中でも、新型コロナワクチンが普及するにつれ需要が回復するとの期待が相場を押し上げてきた。ドイツは16日から規制を強化する。

OPECは、ロックダウン措置が再び導入され、一部の措置は21年まで続く可能性がある中で第4・四半期は成長が鈍化する見通しである一方、ワクチン開発によって経済見通しが明るくなったと指摘。報告書は「21年の成長見通しは4.4%増に据え置いたが、主要経済国でワクチン計画が当初予想より早く進んでいるとする最近の明るいニュースは、成長見通しにとって上向きの材料となり得る」とした。

OPECの来年の原油需要見通しは7月に示した700万バレル増から縮小。また、今年の原油需要は前回同様977万バレル減と、過去最大の落ち込みとなるとの試算を維持した。

新型コロナのパンデミックが需要に打撃となる中で協調減産の順守率は高いものの、OPECの11月産油高は日量71万バレル増加し、2511万バレルとなった。協調減産の対象外であるリビアの生産が回復したことが要因。

OPEC産原油の21年需要は日量2720万バレルと、当初予想から20万バレル引き下げた。それでも、来年は増産が可能とみられる。

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