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欧州当局、レムデシビルによるコロナ治療の規約変更を勧告


[11日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は11日、新型コロナウイルスの治療薬として使用する抗ウイルス薬「レムデシビル」に関して、使用できる条件を明確にするために条件付き販売許可について一部規約の変更を勧告した。

世界保健機関(WHO)が先月、新型コロナ患者は病気の程度にかかわらずレムデシビルを使用すべきでないと発表したことから、レムデシビルの有効性に関する疑念が高まっていた。欧州と米国は先に、レムデシビルの使用を承認していた。

EMAによると、欧州における条件付き販売許可の新たな規約には、「治療開始時に低流量または高流量の酸素、もしくはその他の非侵襲的人工呼吸器が必要となる可能性がある」ことが追加されている。

米バイオ医薬品大手ギリアド・サイエンシズが開発したレムデシビルは欧州ですでに、体重が最低40キログラムの12歳以上の患者で、肺炎を患っていて酸素サポートを必要とする者に使用することが適応とされている。

欧州連合(EU)は10月、6カ月間分の供給で10億ユーロ(12億ドル)超をギリアドに支払うことで合意した。

英国の科学者による研究では、レムデシビルの有効性が示されたが、WHOが主導した試験ではレムデシビルが生存率を上げたり、人工呼吸の必要性を減らしたりするという証拠がないことが判明。ギリアドはWHOの主張に疑問を呈している。

米国の大手感染症学会は、WHOが警告した数日後に新型コロナ治療にレムデシビル使用を支持した。

EUの条件付き販売許可は、有効性と副作用に関する必要なデータが全てそろう前に、EUで1年間販売することを認める内容だ。

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