
[ベルリン 10日 ロイター] - ベルリンのミヒャエル・ミュラー市長は10日、新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、小売店の営業停止や学校の休暇延長などの一段の措置を導入する意向を示した。来週15日に市議会に承認を諮る。
具体的には来年1月10日までスーパーマーケット以外の小売店の営業を停止するほか、同日まで学校のクリスマス休暇を延長するか、オンライン授業を1週間実施する。
ドイツは6週間前に部分的なロックダウン(都市封鎖)を開始し、レストランやバーなどの営業は停止されているが、小売店や学校などは通常通りに運営されている。ただ、感染拡大が悪化しているバイエルン州など一部地域では一段と厳しい措置が導入され始めており、シュパーン保健相はこの日の議会答弁で、一段と厳しい措置の導入に支持を示した。