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企業物価指数、11月は前年比-2.2% コロナ影響で下押し継続


[東京 10日 ロイター] - 日銀が10日に発表した11月の企業物価指数(CGPI)速報によると、国内企業物価指数(2015年=100.0)は前年比でマイナス2.2%となり、ロイターが事前にまとめた市場予測と一致した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が国際商品市況と国内需給の両面に出ている状態が続いている。

前年比マイナスは9カ月連続。マイナス幅は10月確報値(マイナス2.1%)からやや拡大した。商品市況下落の影響を受けた石油・石炭製品がマイナスに大きく寄与した。鉄鋼、木材・木製品、繊維製品などもマイナス寄与となり、新型コロナの影響による国内需要の弱さを表している。

化学製品もマイナスに寄与した。自動車等の生産回復に伴ってタイヤやプラスチックの需要が高まっているものの、コロナの影響で大きく落ち込んだところからは戻り切っていない。

一方、プラス方向に寄与したのはスクラップ類。コロナ禍によって解体工事などがストップすると供給が縮小するといった影響が出るという。非鉄金属も銅市況の上昇などでプラスに寄与した。

744品目中、前年比で上昇したのは250品目、下落したのは385品目となり、上昇が下落を135品目下回った。日銀の担当者は「経済活動の改善ペースは緩やかなものにとどまっており、新型コロナの影響が引き続き企業物価全体の重しになり続けている」とコメントしている。

前月比は横ばい。化学製品、非鉄金属、スクラップ類、農林水産物、鉄鋼などがプラスに寄与した一方で、電力・都市ガス・水道、石油・石炭製品、はん用機器などがマイナス寄与となり、プラス分を打ち消した。

*情報を追加しました。

*日銀の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.boj.or.jp/statistics/pi/cgpi_release/

(杉山健太郎 編集:石田仁志 田中志保)

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