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党首討論を受けて 総理が解散に言及

14日、野田総理が安倍総裁はじめ野党党首に対峙する党首討論が行われました。報道等でご承知の通り、総理が特例公債法案、選挙制度改革、税と社会保障に関する国民会議の設置の条件がクリアーされるのであれば16日にでも衆議院を解散する、と明言しました。同僚議員とその話を聞いたとき、「おいおい、わざわざ日にちまで言うかね!」と思いましたが、どうやら、総理は既に解散を心に決めているらしく。この党首討論でこう言うことは、始まる前に決められていたのでしょう。

私は選挙制度改革を議論する衆議院政治倫理及び選挙制度に関する特別員会の理事ですから、今日の夕方からバタバタが始まっています。私の感覚では、この流れはもう止まらないな、というものと、一票の格差と定数是正の課題に関する与野党間の溝がまだ深く、本当に16日までに整うのかな、という心配があります。解散時に現職であったことはないので未知の領域で、加速度的に物事が決まり出している状況にも突入しています。最後まで、与えられた職責を全力でこなす以外にありません。

ところで、党首討論の中味について率直に思ったのが、解散する、しないという話ばかりであることの不毛さです。メディアや永田町的には興味深いかもしれませんが、果たして今の国情からして、議会を解散するかしないかの言い合いになっている場合ではないでしょう。野田総理も安倍総裁も、きっとそうした問題意識はあると思いますけども、結果として政治がこう着してしまい、奥深さに欠ける議論となっていることは大いに懸念するところです。故に、逆説的かもしれませんが、解散は避けられなかったと思います(まだしてませんが)。

この3年3か月、国会が実に非合理的、非生産的なところであることを実感しました。それは、民主党政権がその運営に不慣れであったことや、野党自民党がかつての与党の矜持をかなぐり捨ててしまったことも、国会の悪しき形式主義に拍車をかけ、こう着する政治となってしまいました。この次の選挙以後は、どちらがどうなろうとも、国家国民のために、古い非生産的で非合理的な政治を次からは卒業してゆかねばなりません。

私には、まだまだやるべきことがあります。核燃料サイクルの全面見直しや福島原発事故の収束、核なき世界への外交、大学のグローバル化、リサイクル社会の推進、未来にツケ送りしないための社会保障改革、そして何よりも、政治が国民の皆様に信頼され、強力なリーダーシップでこの国を正しい方向に導いていく、そんな政治へと脱皮させるために、私はこの3年の教訓を、しっかりと活かしていくために、引き続きここで仕事をせねばなりません。

アドレナリンが沸いてきました。石井としろう、アクセル踏んで頑張ります!

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