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マイナンバーカード

総務大臣政務官の仕事の1つとしてマイナンバーカードの普及というものがある。

全国的にようやく普及し始めたマイナンバーカードの普及率は大体20%を超えた位なのだが、都道府県別に見ると東京都が26.2%、奈良県が25.8%、兵庫県が25.1%、神奈川県が24.4%など比較的都市部の地域が高い。

そんな中にあって全国で最も普及率が高いのは宮崎県。29.8%を記録している。

聞けば、都城市がかなり力を入れていて相当高い普及率になっているということで、これに刺激されたかのように他の自治体も様々な工夫をしているとの事。

説明していて思うのだがメリットとしてお話しすることのほとんどは実はマイナンバーと関係がない。

コンビニで住民票を受け取ることができますよとか今度健康保険証とマイナンバーカードが一体化しますよとか、20,000円分チャージをすると5000円分のポイントがつきますよとかこれらは全てマイナンバーとは関係がなく、マイナンバーカードに搭載されているICチップを使ってのもので、ここの中に入っている電子証明書の機能を使っているということだ。

それなのに「マイナンバーカード」という名前にしたばかりに、このカードを自分で持つと何か自分の情報が他の人に知られてしまうことにつながるのではないかと不安に思う方がおられるのが事実。

確かにマイナンバーカードの裏面にはマイナンバーが書いてあるのだがそれをメインにするのではなく「マイナンバーも書いてあるデジタル時代のパスポート」という意味で「デジタルパスポートカード」とでもいえばよかったように思う。

先週で国会が終わり、多くの国会議員は地元に戻っているのだが、そもそも自民党の議員は予算や税制改正があるので今週いっぱいぐらいはなかなか戻ることができないし、私自身は総務大臣政務官としての公務があり、やはりこの1週間は東京にいなければならない。その公務の1つとして、マイナンバーカードの普及のための企業訪問を行った。

いろんなやりとりをしたが、マイナンバーカードの普及のメリットをわかりやすく教えてほしいということを言われた。

端的に言えば「今作ればお得ですよ」このことに尽きるのではないかと思う。

将来的に持たなければいけないならば、20,000円分チャージすると5000円分のポイントが付くうちに持つことにしたほうが得ではないですか、ということは一定の説得力がある。

それを申し上げると企業の方もご納得いただけることが多い。

ちなみに来年3月からは健康保険証とマイナンバーカードが希望すれば一体化するが、それを使うためには病院や薬局などの医療機関側でも読み取り機やシステムの改修などをしていかなければならない。

読取機については100%を国費で配られることになっているが、システム改修については今年度中に申し込みをした場合に限り100%国費とされている。

これもゆくゆくはこのようなシステムに変わるのだとしたら今のうちにやっておいた方が良いのではないかと思う。

あまり得か損かだけで議論するのはどうかとも思うが、それだけのことを政府が行っているのはどうしてもこのマイナンバーカードを普及させていきたいからだ。

新型コロナ感染症対策の中で明らかになった日本のデジタル化への対応の遅れをなんとか取り戻したい。

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